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投稿日:2009年12月6日
リアリズムの宿 (月岡温泉 熊堂屋(閉館しました))
真苦部素さん [入浴日: 2008年12月31日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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11.0点
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0 - 点
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初めて来たのが数年前、帰省の度、寄っている。
観光ホテルに囲まれてボロンとある。
鄙びているいる、
いや萎びている。
床が軋む。
堂々たる柱や梁があれば別だが、あいにく貧相である。
浴室は二つ、空いている方に入る。
湯船というより湯壺は一人が定員。
先客が長風呂だったりすると長時間待ちになる。非予約制。
壁や天井はボロボロ。改装して一寸マシになったが。
つげ義春「リアリズムの宿」を連想してしまう。
バスクリン丸ごと瓶で(袋に非ず)容れたくらい深緑色。
硫黄臭と油臭が鼻腔を襲う。
共同源泉に一番近い。出湯温度49℃
メチャクチャ熱い、泣く泣く みずからの手で水栓を開ける・・・・・
客自身で、源泉懸け流し、加水懸け流し、溜、など調整可能だ。
しかし、である。お湯は二割三割水増ししたところでヘタったリしない。
もともと濃厚な源泉である。
硫黄泉のくせにアルカリ性ツルスベ感。
加水しても眼にも鮮やかなエメラルドグリーン。
味は、苦みエグ味強く塩味あり卵腐臭口内に広がる。飲み込み困難。
眺望は無い設備悪い風呂狭い建物ボロの熊堂屋の周りには
豪華絢爛建物と、濃厚宴色気配り接客、欠け流し温・・
もとい懸け流し温泉観光旅館が揃っている。
だから熊堂屋には来ないでください。
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