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投稿日:2015年4月25日
奥清澄の秘境宿 (白岩温泉 白岩館(しらいわ))
きくりんさん [入浴日: 2015年2月2日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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千葉県君津市と鴨川市の境、山深い地に佇む一軒宿。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。冬でも暖かい房総半島。ところが、この日はお目当ての露天風呂が、凍って入れないとのこと。そういえば、途中のトンネルの中に、氷柱が下がっていた。優しい女将さんが、内湯で良ければと準備を始める。その間、囲炉裏のある食事処で、お茶を頂きました。ふと見上げると、串に刺さった沢山のウグイ。コイツを炙って一杯やったら…と、考えていると声が掛かります。入浴料は1000円。玄関から廊下を真っ直ぐ奥に進んだ突き当たり右手に、浴室があります。籠だけが置かれた、シンプルな脱衣場。洗い場のカランは、シャワー付きとカランのみが1つづつ。硫黄成分で、黒く変色しています。3人サイズのタイル張り石枠内湯には、微かに緑褐色の温泉法第二条別表適合泉(源泉名:白岩旅館)がかけ流し。総硫黄・メタホウ酸・メタケイ酸の項で適合。源泉は15.7℃と低いので、44℃位に加温だけしています。肌がややスベスベする浴感。口に含むと、無味ながら微かに硫黄臭。小さな茶色い湯の花に混じり、糸屑状の白い湯の花も見られます。窓を開けると、杉林の景色。貸切で使わせて頂いたので、のんびりできました。次回は是非、千葉最古といわれる露天風呂に、入ってみたいです。
主な成分: ナトリウムイオン74.6mg、アンモニウムイオン1.0mg、マグネシウムイオン6.0mg、カルシウムイオン20.2mg、塩素イオン34.4mg、硫化水素イオン0.8mg、硫酸イオン17.1mg、炭酸水素イオン201.4mg、炭酸イオン6.6mg、チオ硫酸イオン0.5mg、メタケイ酸65.7mg、メタホウ酸5.5mg、成分総計0.437g51人が参考にしています
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