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元禄13年(1700年)に「あづまや」として創業した、赤城山中腹に佇む宿。日曜日の午前中、日帰り入浴して来ました。入浴料500円を払って、フロントから奥に進み、突き当たりを右へ。別館あづまやの手前をまた右に曲がって、階段を上ると男女別大浴場があります。6人サイズの石造り内湯には、緑褐色のカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉がかけ流し。茶色の砂のような細かい湯の花が舞い、湯温41℃位の湯に四肢を伸ばす。PH6.5でさらりとした湯なのに、肌はスベスベ。浴槽の周りには、析出物が棚田状態。ふと湯口の湯を口に含んでみると、鉄臭がして気の抜けた炭酸味の後にしょっぱさを感じます。次に、外の露天風呂へ。4人サイズの石組み浴槽は、湯温39℃位のぬるめ。内湯よりも、粒の大きな湯の花が舞っています。まったりしようと、岩の上に頭を乗せると、析出物のトゲトゲで痛い。立ち上がれば、杉林の景色。屋根の上には、うっすらと雪が積もっていました。先客が先に上がられ、途中から貸切状態で楽しめました。
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