-
投稿日:2017年1月15日
明るい女将さん (ねとい温泉旅館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2016年9月10日 / 2時間以内]
33.0点
-
44.0点
-
33.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
せたな町北檜山区の市街地から少し離れた田園地帯の中に佇む、昭和39年に開業した一軒宿。「ねとい」とは、アイヌ語で「水がぬるい」という意味なのだとか。土曜日の午後、日帰り入浴してみました。
3棟連なる建物ですが、入口は真ん中の建屋です。入浴料350円は受付で。右手に廊下を進んで、浴室に向かいます。すると、両側の壁に昭和歌謡のレコードジャケットが、ずらりと掲示。懐かしさもさることながら、その数の多さに驚きます。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、両側に6人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。奥に8人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら緑褐色に濁ったアルカリ性単純温泉(源泉名:ねとい温泉)が満ちています。泉温25.6℃を、43℃弱位に加温。PH8.7で、肌がスベスベする浴感です。湧出量は毎分87Lですが、自噴で加水なし。循環・消毒ありですが、塩素臭はしません。口に含むと、土類臭と石膏臭が混じった匂いがして、微かに甘味。一ヶ所、ジェット水流が噴き出ています。ずっと貸切状態で、まったりできました。
帰りがけに、こちらの女将さんと談笑。受付周りの作品の数々は、女将さんのお手製なのだそう。「今日は、どこかに泊まるの?」「はい、ホテルを予約してあるので。せっかくなので、北海道らしいものが食べたいんですけどね。」「なんだ、うちはジンギスカンが名物なのに。」などなど、話が尽きません。お話し好きな女将さんにまた会いに、そしてジンギスカンを一度食べに、次回は泊まってみようかな。
主な成分: ナトリウムイオン135.2mg、マグネシウムイオン2.2mg、カルシウムイオン3.8mg、フッ素イオン0.8mg、塩化物イオン156.0mg、硫酸イオン33.7mg、炭酸水素イオン59.6mg、炭酸イオン15.0mg、リン酸イオン1.6mg、メタケイ酸139.4mg、メタホウ酸17.4mg、成分総計0.572g15人が参考にしています
-