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平安時代の歌人、源順が三峰山より昇る月を見て、よき月よのうと詩を詠んだことから、月夜野の地名の由来となったという。この美しい月を楽しめる山あいの里、上牧温泉に佇む静かな宿。祝日の午後、日帰り入浴してみました。「みなかみ町国民保養温泉地」の湯めぐり手形を提示して、入浴料700円(通常800円のところ100円割引)を支払います。玄関から真っ直ぐ廊下を進み、突き当たりを右に。階段を下りて、別棟1階の「月見大浴場」へ。6人サイズの石造り木枠内湯には、無色透明のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(源泉名:大峯の湯)が、かけ流しにされています。源泉は、敷地内からの自噴。PH7.9で、やや肌がツルツルする浴感です。湯温は、40℃位。続いて、外の露天風呂へ。4人サイズの石組み浴槽で、塀で囲われているため景色は見えません。立派な蛙の湯口から、湯が注がれています。湯温は、こちらも40℃位。景色は見えなくても、夜には月がよく見えるのでしょう。先客と入れ替わりで、貸切状態でまったりできました。
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