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村山市土生田の山あいに佇む、湯舟沢温泉の一軒宿。お盆の午前中、日帰り入浴してみました。文政2年(1819年)に、宿の御先祖様の夢枕に金比羅様が立ち伝えたことが、開湯の起源なのだとか。入浴料は500円。玄関から右手の暖簾をくぐり、すぐ左折して突き当たりが男湯です。
こじんまりしつつも、きれいな脱衣場。浴室は、家のお風呂を少し大きくしたくらいです。洗い場には、3人分のカラン。4人サイズの石造り内湯には、微かに白濁した単純硫黄冷鉱泉(源泉名:大泉1号源泉)が満ちています。源泉19.9℃を、40℃位に加温。PH9.5で、かなり肌がスベスベする浴感です。冷泉の蛇口を捻り、口に含むとほんのり玉子味。まったりしていたら、アワ付きも見られました。立ち上がり窓の外を見ると、石灯籠の置かれた庭園と山々の景色。しばらく貸切状態で、まったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン80.4mg、塩素イオン33.7mg、硫化水素イオン3.5mg、炭酸水素イオン93.3mg、炭酸イオン22.3mg、メタケイ酸32.0mg、成分総計280.6mg25人が参考にしています