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秋田県小坂町にある野湯。
訪問までの道のりはそれなりに厳しいので、事前に予習されたほうが良いと思います。
私なりの注意点として・・・
1.訪問記録のブログ等で細かく説明されていますので、頭に入れておく
2.最後の2.5km位はダートの山道ですので、レンタカー等だと傷がつくかも。
3.離合不可箇所多数。さらに悪路の為対向車が来たらもう最悪。
4.『熊』が出るみたい。熊注意の看板多数ありました。
5.法律的な問題があり、いずれは廃止されてしまうのかも。
6.奥八九郎温泉なる別の野湯もあるみたいです。今回は余裕なし。
ナビに『身障者療護施設あすなろ』をセット。温泉はこっちと小さな看板があります。ここから山間部に入ります。
ただ、事前情報には無かったのですが、『ここからは工事専用道路、通行料金1000円』なる看板がありました。タケノコ掘り用なのか?謎。
道なりにどんどん進むと、左右にわかれ道があります。右は工事用、左は熊注意と表記されていたので、左へ進みます。
さらに進むと、今度また左右にわかれ道あり。『林道は左』と矢印がありましたので、左に進みます。
本当にこれで正しいのか?と不安になってきたら突然右側に赤い広場のようなものが現れ、そこが奥奥八九郎温泉でした。駐車スペースは2台程度です。
いざ到着して、ジャグジーみたいに自噴しているのを見て、成程凄いと思った。
しかしここは完全に携帯の圏外。しかもしつこい位熊注意の看板、浴槽横にまで熊注意とある。
しかしここで入浴しないと何の為に来たのか解らない。入りました。そのへんで拾ってきた漬物石みたいなのとゴルフクラブを傍に置いて。
うーん、清涼感のある炭酸味。泉質的には古遠部温泉に似ていますね。湯船は3箇所ありますが、自噴主浴槽は熱すぎて無理、副浴槽が適温で底も深かったのでそこに入浴しました。
何かにつけて一筋縄ではいかない感が非常に高いですが、ここは泉質含め野湯としての完成度は非常に高いですね。なお今回は雨天でしたので事無きを得ましたが、夏場はアブに注意です。
泉質:含鉄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩-硫酸塩泉 湧出温度49℃位?17人が参考にしています