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投稿日:2017年6月15日
走り湯間近の宿 (海のホテル 中田屋(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2016年12月26日 / 2時間以内]
33.0点
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44.0点
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33.0点
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0 - 点
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熱海の少し手前に位置する伊豆山温泉に佇む、オーシャンビューの湯宿。横穴式温泉「走り湯」のすぐ前に建ち、江戸時代に開業した老舗旅館でもあります。あの伊能忠敬の測量隊も、ちょうど200年前に泊まったのだとか。平日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料1230円は、玄関を入って正面のフロントで。左手に館内を進むと、男女別の大浴場があります。男湯は、奥の「弘法の湯」(手前は女湯「湯の香」ですが、時間で男女入替り)。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーあり。少し階段を下りたところが浴室で、手前に11人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、オレンジ系と馬油系です。窓際に15人サイズの石造り内湯があり、微かに茶褐色がかった透明のカルシウム・ナトリウムー塩化物温泉[源泉名:走り湯(伊豆山1号泉)]が満ちています。泉温69.5℃を、加水して42℃位で供給。PH7.7で、やや肌がスベスベする浴感です。竹筒の湯口から注がれ、口に含むと苦じょっぱい。加温あり、循環濾過・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。常時ザバザバとオーバーフローしているので、かけ流し・循環併用でしょうか。半地下で窓から海が全く見えないのは、海から近いだけに残念。ずっと貸切状態で、まったり出来ました。
帰りがけにフロントで、露天風呂は入れないのか尋ねると、男女入替え制で18:30までは女性用なのだそう。日帰り入浴は13~17時までなので、男性は泊まらないと露天には入れないということなんだなあ。食事処の「いけす料理 漁火」を併設しているので、新鮮な海の幸も味わえば、評価も上がるかと思われます。
主な成分: ナトリウムイオン1437mg、カルシウムイオン2978mg、マグネシウムイオン31.8mg、マンガンイオン1.1mg、鉄(II)イオン0.3mg、炭酸水素イオン34.1mg、塩化物イオン6947mg、硫酸イオン899.7mg、臭化物イオン15.6mg、メタケイ酸107.2mg、メタホウ酸9.0mg、メタ亜ヒ酸0.2mg、遊離二酸化炭素5.3mg、成分総計12.50g18人が参考にしています
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