-
日本海に突き出した半島にある温泉で、灘浦海岸の近くです。県道246号線を走っていると看板が出ていますのでアクセスは大丈夫かと思います。下の段の駐車場に車を停めまして、1段上がると温泉に到着です。北陸らしい大きな畳敷きの部屋がいくつもあるのですが、宿泊もやっているのでしょうか。
フロントでお代を支払いまして左手奥の浴室に入ります。かなり狭い脱衣所は鍵付きロッカーなしです。浴室もシンプルでして、手前に洗い場、奥に浴槽という構成で、洗い場は3基、浴槽は2~3人用と小さいものです。温泉は1923mg/kgと大変濃いナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、茶色の湯の華が舞っていますし、一応ろ過されているそうですが、かなりの湯の華が浴槽に注がれています。北陸では珍しくラドンを豊富に含んでいるとかで、まあ塩の効果がメインだと思いますが、ホカホカ感が強く、浴後は肌がべたつきます。これは良質な食塩泉の証です。加温・循環をしているとのことですが、消毒はされていません。
かなり温泉の力があるところだと思います。アミューズメント性は皆無ですから、湯そのものを楽しむ方にお勧めできます。かけ流しではないので3点としておきますが、こちらの湯はその中では別格の位置にあるかと思います。2人が参考にしています