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およそ24年ぶりの層雲峡温泉。一泊二食付きといっても、遅く到着してもいいように、夕食は居酒屋でというプランを利用しました。高台の立地に加え、この日は一人泊にもかかわらず、7階の眺望の良い部屋を用意いただき、層雲峡の大パノラマを一望。夕食のイカ焼き定食と生ビールに満足。酔いをさまして、2階の大浴場、癒しの湯「桂月」に行ってみます。全体的に照明を落とし、スタイリッシュに演出。「残月峰」と名付けられた、18人サイズの石造り内湯からは、ライトアップされた石庭を見ながら湯浴みできます。無色透明の単純硫黄泉は、42℃位の適温。PH7.7で、肌に優しい浴感。向かい側に、3人分の打たせ湯と、サウナがあります。奥には、スロープを通って「瞑想の湯」があり、25人サイズの石造り浴槽は、湯温40℃位のぬるめ。黒い綿状の湯の花も舞っていて、源泉笹の湯から出ていると、湯口に表示されています。熱気がこもってサウナのよう。壁には菖蒲の墨絵がライトアップされ、落ち着ける雰囲気でした。一旦浴衣を着て、7階の天空露天「朝陽山」へ。洗い場のすぐ後ろに、2つの2人サイズの木造り内湯があります。奥が42℃位で、手前が41℃位。続いて、外の露天風呂へ。奥には20人サイズの石造り浴槽があり、湯温は41℃位。また、10人サイズの岩風呂は42℃位、4人サイズの木造り浴槽や甕風呂は、40℃位のぬるめで、まったりできました。明るい時なら絶景の眺めでしょうが、夜で真っ暗なのが残念。朝食は、1階でバイキング。ご飯のお友系のおかずが多かったのですが、満足できました。夜10時で男女入れ替えになるので、朝風呂は7階の雲海の湯「黒岳」へ。露天風呂はありませんが、幅40mのガラス越しに壮大な峡谷美を堪能できます。3つの石造り浴槽は、入口から一番手前が10人サイズで38℃位、真ん中が20人サイズで40℃位、奥が20人サイズで42℃位でした。うっすらとささ濁りの湯には、灰色の綿状の湯の花が大量に舞っています。加水ありですが、かけ流し。姉妹館の朝陽リゾートホテルのお風呂も無料で入れるので、湯めぐりもできて、とても満足できました。
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