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巨大ホテルですが、温泉マニア向けかも
鹿児島県霧島市、霧島温泉中心部にある巨大な鉄筋コンクリートのホテルです。霧島宿泊のチャンスがあり、前回は本命の湯乃谷温泉、さて今回は・・・迷いに迷った挙句、混浴はあまり好きではないので、泉質と大箱ホテルの安定感に期待してこちらを一泊朝食付きで利用 部屋はツイン+和室4.5畳のベーシックな部屋、眼下には噴煙が舞う温泉地が一望出来ます。
念のために申し添えておきますが、ホテル自体は古いですが、ここより古い所や、リノベしてないホテルは数えきれない程存在し、こちらの場合、箱もそこまで古さは無く、内装は現在はリフォームされており、温泉の内装もコツコツ修復されています。ロビーのエスカレーター階段は確かに苦笑しましたが・・・。
さて温泉ですが、最初特に説明は無かったのですが、こちらの施設宿泊すると通常四か所巡る事が可能。本館大浴場と、別館(めちゃくちゃ遠い)小浴場があり、さらに朝夜男女入れ替えがあります。他にも貸切浴室等もありますが割愛。
大浴場に関しては、造りは大分違いますが、とにかく巨大な箱が多数あり、大浴槽×2、乾式サウナ、水風呂、歩行浴槽、むし風呂、ジェットバス、片方のみに存在するのは、純然たる掛け流しの透明硫黄泉が楽しめる浴槽、泥パック?に使う泥壺。
露天エリアは階段を登っていき、こちらは双方とも白濁硫黄泉が加水のみ掛け流し利用されています。なお大浴場で消毒有なのは実際の所ジェットバスと水風呂のみの様子。浴槽によっては濃い白濁だったり、透明湯にかき卵状大量湯の花スープだったり、やたら硫化水素臭が強かったり、休憩所から噴煙が見えたり、古いですが、大型ホテル特有の非常に楽しい遊園地のような感じ。規模を小さくしたホテル浦島や第一滝本館を彷彿していました。
さらに素晴らしかったのが、別館の浴場。こちらはかなり修繕されている様子。写真のような何とも映え映えな少し青みのある白濁硫黄泉を楽しめます。こちらは場所が遠いのでほぼ貸し切り状態で楽しめました。ちなみに大浴場とは別源泉(こちらは混合泉)になります。
残念な点は、朝食がコロナ禍で定食となり、イマイチだった点、部屋の冷房システムが古すぎて真夏はややきつい点でしょうか。
とは言え、鹿児島の霧島温泉郷恐るべし、次回は某旅行人山荘を狙ってますが、標準レベルの高さには脱帽です。17人が参考にしています