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錦江湾を臨む古里温泉郷に建つ、昭和48年に開業した温泉ホテル。九州温泉道の認定施設でもあります。土曜日に、一泊二食付で利用して来ました。
フロントは2階で、この日は3階の10畳和室広縁付に宿泊。窓からは、オーシャンビューの素晴らしい景色が広がります。早速浴衣に着替え、エレベーターで1階の大浴場へ。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、POLA製です。中央に、9人サイズのタイル張り内湯があり、うっすら黄褐色に濁ったナトリウムー塩化物温泉(源泉名:記載なし)が、源泉かけ流しにされています。自家源泉46.8℃を加水・加温せず、42℃位で供給。PH6.0ながら、肌がスベスベする浴感です。口に含むと、鉄臭がして旨じょっぱい。
続いて、外の露天風呂へ。6人サイズのタイル張り浴槽で、湯温は41℃位。こちらも温泉成分により、浴槽が茶褐色にコーティングされています。オーシャンビューに加え、夕日がきれいでまったりできました。
次は一度浴衣を着て、女湯入口の先にある扉から館外へ。石段を下りて、露天風呂「海辺」へ向かいます。男女別の脱衣小屋はあるものの、こちらは混浴です。14人サイズの石造り浴槽で、湯温は41℃位。海が間近で、潮騒と海風に癒されました。
夕食は、部屋で。キビナゴ・鮪・カンパチのお造り、ツケアゲやフカ(ウツボ?)の酢味噌和え、マゴジャコの南蛮漬等、海の幸が並びます。黒豚カツ、地鶏刺、軟骨の鍋で、芋焼酎もすすみました。翌朝の朝食は、2階の食事処で和定食。鮭の塩焼きとツケアゲ主菜のシンプルなもの。週末でしたが混雑もなく、鹿児島の味覚と温泉を満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン983.3mg、アンモニウムイオン3.6mg、マグネシウムイオン105.4mg、カルシウムイオン87.8mg、マンガンイオン1.2mg、第一鉄イオン8.0mg、フッ素イオン2.4mg、塩素イオン1609.0mg、硫酸イオン210.7mg、炭酸水素イオン451.5mg、炭酸イオン0.3mg、メタケイ酸191.9mg、メタホウ酸17.5mg、遊離二酸化炭素360.8mg、成分総計4126mg
※なお、分析書は平成8年の古いものだったので参考までに。28人が参考にしています