-
傷ついた鷲を見た弥次さんが、足を治した民話が残る指宿市内の古湯。明治25年の開業当時の母屋が、今も変わらぬ姿で建ち続けています。連休中の午後、利用して来ました。「大黒湯」と「弥次ヶ湯」の2つの湯殿があり、入浴料300円を払って、先ずは奥の「大黒湯」から。脱衣場と浴室の一体型は、昔ながらの造りです。頑張って6人入れるかどうかというサイズの石造り内湯には、緑褐色のナトリウム-塩化物温泉(源泉名:弥次ヶ湯12号)が、加水かけ流し。湯温は、42℃強位。PH6.5で、さらりとした浴感です。続いて、隣の「弥次ヶ湯」へ。脱衣場から、裸のまま移動が可能。4人サイズの石造り内湯で、底に板が敷かれています。うっすら青みがかった褐色のナトリウム-塩化物温泉(源泉名:弥次ヶ湯13号)が、源泉かけ流し。 湯温は43℃位です。PH6.7で、こちらもさらりとした浴感。鉄臭もしっかりしています。トド寝推奨なのか、木枕がたくさん置かれていました。ラドンを含む泉質は、療養にも効果が期待できます。次回は1日700円で、2階の休憩所を利用しながら、のんびりしてみたいです。
15人が参考にしています