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投稿日:2018年9月27日
世界レベルのラジウム泉 (池田ラヂウム鉱泉放泉閣)
きくりんさん [入浴日: 2017年10月16日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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三瓶山の麓近くにひっそりと佇む、大正4年(1915年)に開業した池田ラジウム鉱泉の一軒宿。古くからリウマチや神経痛、皮膚病に効くとされ、昭和14年(1939年)の調査でラドン含有量が世界一と公表されたのだとか。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
「家族風呂のみで1組ごとの入浴のため、事前に連絡してからの訪問がおすすめ」とネットに出ていたのを思い出し、電話確認をしての訪問です。入浴料500円は、敷地奥の「放泉閣」と書かれた白い洋風の建物の玄関で。先客がいるようで、広間のソファに座ってしばらく待機。待っている間ヒマだったので、玄関からすぐの暖簾が掛った露天風呂付の浴室を見せてもらいましたが、この日は宿泊客がいなかったのか、湯が張られておらず空っぽでした。
そうこうしている内に先客が上がられ、女将さんから「どうぞ」と声がかかります。廊下を歩いて、母屋の小さな浴室へ。棚にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
左側に2人サイズの石造り内湯があり、湯温低下を防ぐ湯船の蓋をどかすと、黄褐色に濁った含放射能ーナトリウムー塩化物冷鉱泉(源泉名: 池田ラジウム鉱泉 3号泉)が満ちています。泉温17.4℃を加温して、40℃位に調整済み。このままだと溜め湯状態なので、源泉バルブを捻ってかけ流し状態にします。加水なし、循環・消毒もなし。PH6.0で、さらりとした浴感です。湯口の湯を口に含むと、鉄臭がして旨じょっぱい炭酸味。小さな白い湯の花も、舞っています。ぬるくなってきたら、加温スイッチでお好みの湯温へ調整自由。まったりしていたら、泡つきも見られます。窓から川岸の緑を眺める景色を眺めつつ、貸切で湯浴みを楽しめました。
気になるラドン含有量は?と分析書を見ても、残念ながら記載なし。とはいえ、成分的にも濃い個性のある鉱泉なので、近くに行くことがあれば是非また寄ってみようと思います。
主な成分: リチウムイオン3.7mg、ナトリウムイオン2500mg、マグネシウムイオン147mg、カルシウムイオン287mg、ストロンチウムイオン5.9mg、マンガンイオン0.7mg、鉄イオン3.9mg、フッ化物イオン0.9mg、塩化物イオン3730mg、臭化物イオン11.8mg、ヨウ化物イオン1.4mg、硫酸イオン456mg、炭酸水素イオン1640mg、メタ亜ヒ酸4.2mg、メタケイ酸138mg、メタホウ酸91.3mg、遊離二酸化炭素792mg、成分総計10.02g44人が参考にしています
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