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勝浦温泉の帰り、次の日は会社勤務だったが、どうしても極上湯に浸かりたくて同行の友人に無理を言って宿泊した。
この日は快晴、風もなく穏やかな海の表情。しかし旅館が崖のような所にあるため、「この時期は台風並の風が吹く時もあるんです。こんなに天気がいいのも珍しいですよ」と、若旦那がそれ以上の笑顔で迎えてくれた。
さらに「実は明日は会社に行くので、白浜発7時22分の特急に乗りたい
のですが、タクシーの手配はできますか?」と聞くと、「いや、私が車で送りますから大丈夫です」と、またまた爽やかな言葉。
施設、料理は強調できないが、関西でも1、2を争う泉質と、何時行っても笑顔を絶やさない若旦那。これがあれば何も要らない。
そう言えば、食事の時に分かったのだが、一人旅の方が4名もいた。
この宿が愛されている証拠だと思う。1人が参考にしています