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第二阪奈道路の宝来インターの上り口にある観光ホテルです。注意すべき点としては、阪奈道路の奈良公園側からアクセスする場合は、「下」側の道を選択すること。高架道路を選ぶと、微妙なところで入れなくなります。
こちらはフロントが2階になっていまして、お風呂は1階に下りていきます。脱衣所は大きく、ロッカーは小さなセキュリティボックスと脱衣籠を併用する形になっていました。
内湯と露天に各1つずつの浴槽が配置されています。内湯は大きな浴槽で透明な湯です。何やら石の入った「檻」のようなものがセットされていました。パワーストーンかヒマラヤ岩塩の類かは分かりません。40℃ほどで微土類臭あり。消毒の臭いは弱めでした。ちなみにアメニティはブースによって異なりますが、旅美人の馬油のシャンプー・コンディショナーとリーブルアロエのボディソープがありました。
温泉らしさという点では露天の側が1歩勝っていました。こちらは褐色の濁り湯になっています。微土類臭がありまして、消毒臭は無感。ほとんど循環していると思いますが、岩風呂の切れ目からうっすらとオーバーフローしている箇所もありました。このくらいだとゴミ抜けのよさには寄与しないと思いますが。濁り感と香りでそれなりに存在感はあります。ただ、場所柄露天風呂のロケーションはよいとは言えず、このあたりがちょっと残念ですね。排気ガスの臭いが立ち込めた外気はどうしても気になります。すぐ外の道は、トラックが煙を吐いて坂を登るというところなので致し方なしかもしれません。内湯側もこのくらいのクオリティがあれば言うことなしかと。ちなみに泉質は単純泉で82L/min、33℃、pH7.2、0.55g/kgとなっていました。6人が参考にしています