-
国道8号線を敦賀方面からやってきますと、嶺南と嶺北を分けるような山地を通過しまして、それがようやく終息して平地に下りてくるところにあります。旧名で言いますと武生の町に入ってきた入り口にある施設です。6時から8時限定で朝風呂を実施していまして、今回はそちらを利用しました。ちょっと安くなります。
エントランスで手続きをしまして、鍵をもらうのですが、これが靴ロッカーキーと脱衣ロッカーキーの共用鍵となります。靴を脱ぎまして、名物斜行エレベーターに乗ります。ケーブルカーのようにゴロゴロと昇っていきますと、いよいよ温泉棟につきます。
こちらはちょっとした休憩スペースが中央に配置されていまして、男女浴槽はそこから入っていく感じです。脱衣所はロッカーが事務用の縦型でちょっと使いにくいです。
浴室は入って右側にサウナ、水風呂(15℃)、小さい露天と打たせ湯があります。内に戻りまして奥に入浴剤、寝風呂。脱衣所との間の出入り口に戻りまして、手前から35℃、38℃、45℃の各浴槽に41℃の大きな円形ジャグジー、41℃、43℃の各浴槽と続きます。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で1.872g/kg、42.2℃、279L/min、pH7.86というスペック。打たせはかけ流しで、他は加温、循環、消毒あり。ただし、35℃浴槽は加温はされていない模様です。肌がつるつるする特徴的なお湯ですが、塩素のレベルが高いのが残念。かなりきます。
施設そのものはゴージャスで立派なもの、ここまでの公共施設はなかなか見かけません。温泉そのものはもう一つというところですが、ここの朝風呂は何かと重宝しています。と言いますのも、高速代をケチって畿内から161号、8号を上がってきまして武生インターから高速に乗りますと金沢東まででちょうど100km弱、通勤割引が使えるんです。ですからちょっと早めに出発しまして、こちらに6時頃入り、8時までお風呂でうとうとしまして、出発するといい頃合いに金沢市内に入れるということでよく使わせてもらっています。こんな使い方する人は少ないかもしれませんが、ご参考までに。0人が参考にしています