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その昔、赤城山の神と日光男体山の神が戦い、赤城山麓に矢を突き刺して出た湯で傷を癒して、神を追ったことから「追い神」と呼ばれ、現在の名前の由来となったと伝わる、老神温泉の中心地に建つ旅館。日曜日の午後、日帰り入浴して来ました。入浴料は通常800円ですが、この日は湯めぐり手形(3ヶ所入れて1500円)を購入し、早速使って入館。3階のフロントからエレベーターで2階へ下り、階段で1階の大浴場「殿の湯」へ。12人サイズのタイル張り木枠内湯には、無色透明の単純温泉(老神温泉8号泉と10号泉の混合泉)が、かけ流し(冬期のみ加温)にされています。湯温は41℃位。PH7.2で、少し肌がツルツルする浴感。石膏臭がします。温まったところで、外の露天風呂「華厳の湯」へ。東屋風の屋根が付いていて、12人サイズながら大岩を配した野趣溢れる浴槽となっています。湯温は40℃位で、こちらは循環。遠く山々を見渡す眺望が楽しめ、頬を伝う冷たい風が気持ちいい。貸切状態でしばらく満喫できましたが、団体のお客さんが入ってきたため、混むのを敬遠して早目に退散しました。
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