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万座の有料道路の中となっていますが、志賀高原との往復であれば通行料金が掛かりません。ホテルのフロントはこまくさ館に有り、こまくさ館1階にある百済の湯と棟続きとなるしゃくなげ館地階にある石庭露天風呂の両方共に日帰り入浴出来て1500円です。こまくさ館の1階はしゃくなげ館の4階となり、石庭露天風呂へはエレベーターで下ります。
源泉は竜泉の湯,嬬取の湯,姥湯,大苦湯の4種類が使われています。竜泉の湯は黄色い硫黄泉となり、万座温泉の中では唯一万座高原ホテルにしか無いそうです。嬬取の湯はphが約1.5の強酸性で、硫黄成分は殆ど入っていないそうです。姥湯は万座温泉の中では一番湯量のある源泉で、硫化水素を含んでいるそうです。硫化水素は、空気に触れることで乳白色の湯花が出来るそうです。大苦湯は、姥湯より湯花が多く乳白色が濃い湯となっています。
百済の湯は、姥湯を使った内湯と竜泉の湯を使った露天風呂の湯船を配置しています。シャンプー,コンディショナー,ボディソープ付き。鍵付き無料ロッカー有り,無料ドライヤー有り。
石庭露天風呂は混浴となっていて、男女共にタオルを巻いての入浴となります。ホテルの売店には専用の湯浴び着が売られていて、常連さんと思われる人達が着用していました。なお、水着は使用禁止となっています。混浴エリアには7つの湯船が有り、異なる源泉や混合泉としていました。竜泉の湯は、名前の通りに竜泉の湯を使っていました。色の濃さが半端無く、第一印象は観賞用の池かと思いました。嬬取の湯も、名前の通りに嬬取の湯を使っていました。湯の強さがガンガン伝わってくる湯となっていて、酢酸も含まれているように感じました。紅の湯は一段高い場所に設けられ、竜泉の湯となっています。水晶の湯は、大きな岩を伝って湯を流しており、湯の流れている部分は見事な硫黄の色となっていました。源泉は姥湯を使っており、湯船の中はやや白濁した透明な湯となっていました。琥珀の湯は、半分だけ屋根の下になっています。源泉は大苦湯を使っていて、湯花が湯の中全体に浮遊していました。早蕨の湯は全体が屋根の下に収まり、熱めの姥湯となっていました。三味の湯だけが姥湯と竜泉の湯との混合泉となり、他よりもぬるめの設定となっていました。男女別の脱衣場と露天風呂との間には洗い場が備えられていて、シャンプー,コンディショナー,ボディソープが付いていました。ダイヤル鍵付き無料貴重品ロッカー有り,無料ドライヤー有り。21人が参考にしています