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投稿日:2019年10月13日
湯量豊富が気持ちいい (町営温泉センター三峰の湯)
きくりんさん [入浴日: 2018年11月8日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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みなかみ町の市街地から利根沼田望郷ライン(農業用道路)という山道を4km程上った山間に佇む、平成3年に開業した町営のプレハブ温泉施設。平日の午後、利用してみました。
入浴料一般360円(令和元年10月1日より400円)は、玄関を入った左側の受付で。貴重品は貴重品BOXへ入れるよう、また内湯は熱いから露天から入ってねと、受付の方が親切にアドバイス。流し台のある休憩スペースがあり、右手に廊下を進むと男女別の浴室。男湯は手前です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。梁が剥き出しになった湯気抜きのある天井の浴室に入ると、左側手前に2人分のカランと1人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なボディソープと固形石鹸です。
窓際に7人サイズの石造り内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 月夜野温泉 三峰の湯)が、ザーザーとオーバーフローしています。泉温47.7℃を加水・加温せず、45℃弱位で供給。PH9.0で、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒なしで、源泉かけ流し。石の湯口から注がれ、口に含むとほんのり石膏臭がしてまろやかな味。入れないことはない熱さでしたが、ゆでダコになる前に露天風呂へ。
サッシ窓を開けても出られますが、 左側のタイル張りの通路を通って外へ。こちらも7人サイズの石造り浴槽で、湯温は41℃強位。なかなかのオーバーフローで、小さな綿状の白茶色の湯の花も見られます。紅葉に染まる谷を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
しかしこの時はたまたまタイミングが良かったようで、しばらくすると町民で徐々に混雑気味に。また、内湯が熱過ぎると町民の方から進言があったようで、別の町民の方が専用の道具を持って湯量を絞りに来てくれてました。素朴な湯治場の雰囲気を持った、まさに地元の方々に愛される温泉施設かと思います。
主な成分: ナトリウムイオン98.6mg、マグネシウムイオン0.03mg、カルシウムイオン3.73mg、鉄(II)イオン0.02mg、フッ化物イオン1.4mg、塩化物イオン80.4mg、硫酸イオン16.8mg、炭酸水素イオン73.3mg、炭酸イオン18.0mg、臭化物イオン0.2mg、水酸化物イオン0.2mg、メタケイ酸35.4mg、メタホウ酸3.7mg、成分総計0.33g21人が参考にしています
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