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常陸太田市新宿町を流れる源氏川のほとり、小高い丘の上に建つ鉱泉旅館。平日の午後、日帰り入浴してみました。屋号の「まんだらじ」とは、この地に室町時代からあった古寺院「曼荼羅寺」に由来。境内に湧く霊泉は痔や神経痛に効能があり、あの水戸光圀公も度々御入浴を試みたのだとか。
そんな由緒ある旅館ですが、看板が無ければ普通のきれいな民家にしか見えない外観。入浴料は600円です。正面玄関から奥に進み、廊下の右側に浴室があります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場。貸しタオル大小完備。ドライヤーもあります。サンルームのような、ガラス張りの明るい浴室。3人分のシャワー付きカランがある洗い場。アメニティは一般的なもの。3人サイズの御影石造り内湯には、うっすら茶濁した透明の鉱泉(分析書等なし)が満ちています。湯温は、40℃位に加温。肌がややスベスベする浴感です。ジェット水流2本が、すごい勢いで噴出。おそらく、循環濾過ありですが、塩素臭はしません。口に含むも、無味無臭。窓ガラス越しに、井戸(源泉?)や裏山、雑木林を眺めつつまったり。ずっと貸切状態で、湯浴みを楽しめました。湯上がりに、帳場前の畳敷きの休憩室を、無料で使えるのもいいですね。8人が参考にしています