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寛永11年に開業した、赤湯温泉の老舗旅館。以前、日曜日の午後に日帰り入浴しました。宿名の由来は、上杉家赤湯御殿の用人(守番)の役職名「御殿守」から命名されたのだとか。ところが、外観は近代的すぎるというか、もうちょっと老舗っぽい雰囲気出しちゃっていいのでは?という感じ。でも一歩足を踏み入れると、和の情緒に満たされた別世界。館内には、上杉家ゆかりの品々も展示されています。
入浴料1000円を払い、この日は東大浴場を利用。広々とした石造り内湯から外に出ると、日本一との大石風呂に目を奪われます。他にも北投石の沈んだ「東露天岩風呂」や「枡風呂」「原石風呂」と、計5つの浴槽で無色透明の含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉を堪能。赤湯温泉の公衆浴場と比べれば高い入浴料なのですが、浴槽のバリエーションを考えると納得できるものでした。14人が参考にしています