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津軽国定公園の艫作崎に佇む、潮騒の一軒宿。約4年前に日帰り入浴しましたが、今回は一泊二食付で利用して来ました。
この日は、東棟2階の海に面した10畳広縁付の和室に宿泊。荷ほどきして、急いで「海辺の露天風呂」へ。こちらは、日の出から日没までしか入れません(日帰り入浴は16時迄)。食事処の前を通り、突き当たりのエレベーターで本館の1階へ。右側に日帰り入浴専用の玄関、左に行くと本館大浴場。隣に、露天風呂へ通じる通路があります。サンダルに履き替え、コンクリートの道を海に向かって進むと、岩と簀で目隠しされた露天風呂。右側は女性専用で、左側が混浴です。15人サイズの石造り瓢箪形浴槽には、赤茶色のナトリウムー塩化物強塩温泉(源泉名: 下黄金崎温泉)がかけ流し。源泉51.7℃を、加水して41℃位に。さらりとした肌ざわりです。口に含むと、金気臭がして塩辛い。水平線に沈む夕日を眺めつつ、感無量でした。撮影禁止だったのが残念ですが。
夕食は、食事処「夕陽」で。お品書き付で、弘前産林檎を使った食前酒から。久六島産サザエの壺焼きが絶品!! 深浦産ハマチ・本鮪・鮃のお造りや、深浦産鰆の醤油麹焼き等々、地の食材に拘った料理に舌鼓。デザートの林檎シャーベットも、美味しかったです。ロビーでは、津軽三味線の生演奏がありました。
翌朝は、新館大浴場「不老ふ死の湯」へ。浴室は一面ガラス張りで、大海原が広がっています。タイル張り石枠内湯が、大小に2分割。左側の12人サイズの浴槽は、うっすら茶褐色の湯が満たされ、湯温は42℃位。右側のジャグジー付き7人サイズの方は、無色透明の湯で湯温は38℃位。こちらは、沸かし湯でした。続いて、左奥にあるパノラマ露天風呂へ。屋根付きの6人サイズの石造り浴槽で、こちらは42℃位。日本海を眺めつつ、まったりできました。
朝食は、昨晩と同じ食事処でバイキング。新鮮な刺身も並ぶ豪華なものですが、昨日飲み過ぎた為、胃に優しいメニューで済ませます。
食後は、本館大浴場「黄金の湯」へ。浴室は、強烈な金気臭が漂います。こちらも、一面ガラス張りでオーシャンビュー。一番風呂で、表面に油のような膜が浮いています。タイル張り石枠内湯が、大小に2分割。右側の10人サイズの浴槽が湯温42℃位で、左側は4人サイズで湯温40℃位でした。チェックアウト時刻のギリギリまで、素晴らしいロケーションと温泉を満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン6182mg、マグネシウムイオン1063mg、カルシウムイオン1063mg、塩化物イオン13080mg、硫酸イオン1286mg、炭酸水素イオン1086mg、メタケイ酸302.7mg、成分総計24.71g28人が参考にしています