-
平日の夕方、日帰り入浴して来ました。浴室へ降りてゆくと、右側が男湯、正面が女湯、左側は大浴場となっていました。男湯を覗くと1人しか入っておらず、すいていたので早速入ってみます。浴槽は2つ有り、右手には黄土色のお湯に白い湯の花がいっぱい浮かんでいて適温、左手は深さ120センチの若干ぬるめ。しばし楽しんだあと、着替えて大浴場へ。平日にもかかわらず、すでに数人入っていて、4つある内湯の奥の2つに入ってみます。少しぬるめ。続いて、露天風呂へ。赤茶色の石灰華ドームがどーんと目に飛び込みます。2つある浴槽の崖側はかなりぬるいのですが、落ち行くお湯が作り出した見事な結晶芸術に見入ってしまいます。でも、やっぱり寒いので建物側のもう1つの浴槽へ。こちらは適温。さらに、また内湯に戻って120センチ浴槽が2つ並んでいるので、入り比べ。お湯を口に含んでみると、鉄錆臭に加え、しょっぱいような何とも複雑な味。全体的に、熱い浴槽は無く、時間をかけてゆっくり湯治する感じなのですね。入浴料1000円は初め高いなぁと思えますが、ゆっくり何時間もなら、泉質といい、秘湯ムードといい、妥当な金額でしょう。帰りに、玄関前でキタキツネに出会えました。
13人が参考にしています