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ホテルのお風呂ですから、寝湯や打たせ湯ジャグジーなどといった今日的日帰り温泉必須アイテムは当然ありません。内湯と露天風呂がひとつずつといったシンプルな構成。昨今の日帰り施設に慣れてしまった人には不足かもしれませんが、ここは眺望のすばらしさだけで満点の価値ありです。
ホテルそのものが海に面した崖に立っていることに加え、浴場が3階にあるため、目の前を海にしながら海抜70メートル。この高さから相模灘を一望の下に見下ろして湯に浸かれることのすばらしさは容易に想像できるのではないでしょうか。
正面には大きく大島が浮かびます。熱川からはかなり距離が近いため、鉄筋造りのホテルなどははっきりと視認できるくらいです。そして、快晴だったためか大島のはるか後方には房総半島までも見えました。さらに日没45分くらい前に入ったため、空や海が青からオレンジ、赤紫色、濃紺、黒と刻々と変化していく様を目の当たりにすることができ大感激でした。
当然入っていませんが、女湯はより海側にあるため、利島や神津島などの浮かぶのがさらに見えたことでしょう。
湯ももちろんいい湯でした。1人が参考にしています