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投稿日:2025年2月17日
田んぼの中から湧き続ける不思議な温泉… (湯沼温泉 駒草荘)
きくりんさん [入浴日: 2023年7月30日 / 滞在時間: 2時間以内]
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田んぼの中から湧き続ける不思議な温泉
高畠町の田園風景が広がる地にポツンと佇む、昭和42年(1967年)に開業した湯沼温泉の一軒宿。日曜日の午前中、日帰り入浴してみました。
玄関前の壁に「不思議な温泉」と書かれていたので尋ねてみると、昔疲れきったお客さんが入浴した後、不思議と体が軽くなったことが由来なのだとか。
入浴料400円(現在は450円)は、玄関を入って正面左側の券売機で。受付を背にして廊下を進むと、湯沼温泉をご家族で大切に守り抜いてきた歴史が綴られた長い額縁が掲示。その先に男女別の大浴場があり、男湯は左側です(毎日男女入替あり)。
棚とコインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に8人分のシャワー付カラン(カランも温泉)がある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際に6人サイズの丸タイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 湯沼温泉)が満ちています。泉温30.1℃を加水なし・加温ありで、42℃位で供給。PH9.1で、肌がややスベスベする浴感です。循環あり・消毒なし。湯口の湯を口に含むと、ほんのりと玉子臭がして少甘味。かけ流し・循環併用で、ジャグジーも出ています。
続いて、外の露天風呂へ。頑張って4人入れるサイズの桧造り浴槽があり、湯温は40℃弱位。こちらは、加温ありでかけ流し。白い糸屑のような湯の花も舞っています。
柵越しに山のぶどう畑や田園風景を眺めつつ、少しの間貸切状態でまったりできました。なお、浴場での携帯電話は使用禁止だったので、デジカメで撮影させて頂きました。
主な成分: ナトリウムイオン32.5mg、カルシウムイオン2.5mg、フッ素イオン2.4mg、塩素イオン5.4mg、硫化水素イオン0.4mg、硫酸イオン11.4mg、炭酸水素イオン3.4mg、炭酸イオン15.6mg、メタケイ酸6.3mg、遊離二酸化炭素54.7mg、溶存物質総量74.0mg15人が参考にしています