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八ッ場ダム建設工事中の林地区にある共同浴場です。
こちらは横壁地区の「白岩の湯」と比較すると、ちょっと設備が良い感じです。トイレがあったり週間予定表のボードや扇風機もあり、何より正面に林地区の事務所があって駐車場もある。自販機もあって小銭が無くても大丈夫なのです。
4~5人で一杯のポリ浴槽は同様ですが、特徴的なのはその温泉臭にあり。喜連川の「早乙女温泉」で体感したあのガソリン臭再び…。思わずおおっ! と驚嘆の声が漏れました。
こんな小さな共同浴場でまた会えるとは…しかしすごい匂いだ。
しかも一番風呂は全く加水されておらず超激熱。何度も掛け湯してみましたがギブ・アップ。水道水で加水してやっと入れたのは5分ほど経ってからでした。
湯気がもうもうと立ち込める中で身を浸します。熱くて足先がジンジン響いて来るようです。しかし体に沁み込むように馴染む湯とクセになりそうなこの香りは素晴らしいですね。特徴的で好みが分かれそうな温泉ではありますが、私はもちろん気に入りました。個性的で、また是非再訪したいと思います。
源泉からは1kmほど離れているそうですが、林地区の真ん中に建てられた施設です。やはり「やんば散策マップ」がないと発見は難しいかと思います。
万葉集に詠われたカタクリ群落は4月中旬が見頃だそうです。
浴後、外に出たら粉雪が舞っていて、ひっそりした集落にとてもその光景が似合っていました。1人が参考にしています