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泉質はナトリウム-塩化物強塩泉で、1Lあたり17gほど溶けている大変濃い温泉とのこと。舐めてみると塩気が強く、体の水分を持っていかれるような浴感である。長湯には注意が必要。2つある源泉浴槽は上から生の源泉、下から加温循環された湯が投入されている。鉄分も含まれているのか、錆びたような浮遊物が多かった。また湯の流れ出るあたりのタイルの色は紫色に変色しており、これは何の成分かは分からない。車のホイールの洗浄の際に用いる「パープルマジック」という薬品があるが、それに近い色をしていた。あれはブレーキが削れたときの粉に反応して紫色になる薬品であった。さすがにこの温泉とは違うだろうが。
分析表的には馬力のある湯なのだが、ここの書き込みで高評価が出にくいのはやはり源泉そのものを楽しめる浴槽に欠けているせいもあるのだろう。一部循環で消毒のある浴槽が最高峰ではちょっと勿体無い。源泉温度は40℃ほどあるので、純粋なかけ流し浴槽があればかなりのポイントになりそうだが。29人が参考にしています