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投稿日:2022年2月4日
昭和ののんびりとした時が流れる湯宿… (勇屋別館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2021年4月18日 / 2時間以内]
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昭和ののんびりとした時が流れる湯宿
笹戸温泉の矢作川沿いにひっそりと佇む、昭和34年(1959年)に創業したノスタルジックな木造の温泉旅館。田舎の親戚の家に遊びに来たような、初めてなのにどこか懐かしい感じの宿です。日曜日の午前中、日帰り入浴して来ました。
廃業してしまった「紫翠閣とうふや」さん手前の小径へ左折して、坂を下って行った突き当たりにあります。入浴料700円は、玄関を入って右側の受付で。受付の左側を奥に進むと男女別の大浴場があり、この日は男湯は左側の大浴場です。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際に5人サイズの石造り内湯があり、無色透明の低張性アルカリ性冷鉱泉(源泉名: 笹戸温泉3号泉)が満ちています。泉温20.3℃を加温して、43℃弱位で供給。PH9.8ながら、やや肌がツルツルする浴感です。循環・濾過ありですが、塩素臭は気になりません。
湯口は浴槽内で、湯をすくって嗅いでみると、ほんのり土類臭がします。蛇口が1つ付いていて、捻るとカランの湯とは違うツルツルした水。源泉でしょうか?無臭で、ちょっぴり甘味がします。
4本のジェット水流が出ていて、なかなかの水圧。露天風呂はありませんが、窓の外の木々と川のせせらぎを眺めつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。
山菜や鮎など旬の食材を使った料理も美味しそうなので、地酒とともに一度泊まって味わってみたいものです。
主な成分: ナトリウムイオン74.8mg、アンモニウムイオン0.4mg、マグネシウムイオン0.1mg、カルシウムイオン1.2mg、フッ化物イオン0.9mg、塩化物イオン31.5mg、水酸化物イオン1.1mg、硫化水素イオン1.0mg、硫酸イオン3.0mg、炭酸水素イオン47.7mg、炭酸イオン23.9mg、メタケイ酸水素イオン31.2mg、メタホウ酸イオン1.3mg、成分総計0.219g22人が参考にしています
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