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久々の水上方面へは、あの「トレンディドラマ(笑)」の舞台となったこちらの宿。10数年ぶり2度目の宿泊だった。
温泉郷、最奥に建ち、傾斜を上手く利用していて、玄関部分は4階に位置する。緋毛氈など所々に昭和の匂いが漂ってくる、外観、館内共々多少の老朽化を見せてるものの、清潔感と格式が高級感を感じさせ、とても洗練されてるのが率直な感想。
まずは、谷川岳を正面に望めるロビーラウンジにて、もてなしを受け、客室へと案内される。通されたのは、5階Bタイプで主室10畳程に4,5畳(掘り炬燵)の広縁付き。室内は、以前と変わらないような気もしたが、こちらも多少の上品さも感じられ、のんびりと寛げる。また、願望も素晴らしく、天候に恵まれたせいか、谷川岳を拝めたのである。他、水周りも浴室付きじゃないけど、洗面所にシャワートイレなど好印象。
温泉は自家源泉の単純アルカリ泉。源泉100%掛け流しの湯なので良いに超したことはないけど、まあ私はそこまで重要視もしていない(笑)なにより良かったのが、開放感とまずまずの願望を見せる露天風呂だった。静寂な環境の中での湯浴みは最高。
女性用の内湯のみ岩と檜の浴槽が2ヶ所。露天風呂も段差のある浴槽が2ヶ所あるとか。嫁も満足していた。
レトロな雰囲気のレストランで戴いた夕食はフレンチをチョイス。都内で戴くように肩肘をはることもなく、浴衣で気楽に味わえる(笑)それでも味付けや盛り付けなど繊細でマジ美味しく戴けた。まあ、奇をてらわない高級家庭料理といった内容かな。ここでは、宿のウリでもある洋食をお勧め。
再訪し、感じたのはやはり良い「温泉宿」だったということ。宿泊代金は安くはないけど、スタッフの方々の対応は良く、どの部分もとても洗練されていた。また、伺えたらと思う。4人が参考にしています