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施設の名前にもなっている「しおじ」とはモクセイ科の落葉広葉樹です。ここ「しおじの湯」あたりから北沢沿いにシオジの原生林コースが伸びています。上野村はとても自然の豊かな所で、今の時期はオレンジ色を基調とした紅葉があちこちでとても綺麗に眺められます。
ここ「しおじの湯」は今年の4月にオープンしたばかりで館内も清潔です。お湯は弱酸性低張性冷鉱泉である湯ノ沢の湯と中性等張性冷鉱泉の浜平の湯がブレンドされているそうです。源泉は11.6℃で表示では内湯42℃、露天44℃に加温されています。加水なしで循環濾過・塩素系薬剤使用ですが、感じるほどの消毒臭は感じられません。
無色透明の湯は特別特徴のあるものではありませんが、浴後かなりさっぱりと感じるキレのある湯であると思います。15人程の内湯と10人程の露天風呂、そして露天には一人用の檜風呂が何故かあります。こちらの檜風呂はやや白濁した湯なのは不思議でしたが、妙に落ち着かずさっと浸かったでけです。
浴場は天井にも見られる檜の香りが強くあります。炭シャンプーもボディソープもひのき成分配合で爽やかな匂いが残ります。
裏手にある神流川へも整地され降りられるようになっていて、間近に迫る山の美しさと共に和めるのは素晴らしいですね。ロケーション的には★をひとつプラスしたいくらいです。日帰り入浴施設としては空いていることも含めて、ゆっくりと静かに過ごせたので非常に気分が良かったです。
ただ大型トラックが朝から結構頻繁に近くを走る場所なので、車で行かれる方は狭い道共々ご注意ください。4人が参考にしています