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投稿日:2023年11月9日
豪快に注がれる熱めのかけ流し温泉… (白根温泉 加羅倉舘(からくらかん))
きくりんさん [入浴日: 2022年9月1日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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豪快に注がれる熱めのかけ流し温泉
群馬県片品村から日光へと通じる国道120号線沿いにポツンと佇む、昭和5年(1930年)に開業した白根温泉の老舗旅館。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
入浴料440円(現在は500円)は、大滝川に架かる赤い欄干の橋を渡った本館の玄関で。支払いを済ませたら、道路の反対側にある別館横の浴室棟へ。階段を下りた先に男女別の大浴場があり、男湯は手前です。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。広い浴室に入ると、左側に8人分のシャワー付カランと1人分のカラン(カランも温泉)がある洗い場。アメニティは、和柄のリーブルアロエです。
中央に13人サイズの凸形タイル張り石枠内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 白根温泉 上の湯1号)がかけ流しにされています。泉温61.5℃を加水して、43℃位で供給。PH7.8で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒なし。奥の打たせ湯は高い位置からドバドバと注がれ、口に含むと芒硝臭がしてまろやかな味。湯口付近には、赤茶色の綿状の湯の花も見られます。
露天風呂はありませんが、もったいないくらいの広い浴室で、ずっと貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン174mg、マグネシウムイオン0.06mg、カルシウムイオン29.0mg、鉄(II)イオン0.02mg、マンガンイオン0.16mg、ストロンチウムイオン0.42mg、フッ素イオン7.9mg、塩素イオン92.9mg、硫酸イオン234mg、炭酸水素イオン75.8mg、メタケイ酸68.3mg、メタホウ酸2.0mg、遊離二酸化炭素4.4mg、成分総計0.69g
※なお、平成18年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。16人が参考にしています