口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2023年11月6日)
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美しい湖を望む源泉かけ流し温泉宿
日光国立公園の丸沼のほとりに佇む、昭和8年(1933年)に開業した丸沼温泉の一軒宿。また、井伏鱒二や開高健といった文人ゆかりの温泉宿でもあります。愛郷ぐんまキャンペーンを利用して、平日に一泊二食付きで利用してみました。
この日は、丸沼館2階の広縁付き8畳トイレ付和室に宿泊。コロナ渦で、布団は自分で敷くスタイルです。窓から、木立と丸沼の美しい景色に気分が上がります。
早速浴衣に着替えて、廊下を奥へと突き進み、階段手前を右折した別館2階の先にある大浴場「ニジマス風呂」へ。メインのお風呂ですが、夜9時に男女入替になるので、男性は早めに着かないとゆっくり入れません。
棚に籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。三角形の両側の窓を持つ浴室に入ると、四隅に3人分づつ計12人分のシャワー付カラン(カランも温泉)がある洗い場。アメニティは、POLAのローヤルゼリー系です。
中央に12人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の単純温泉[源泉名: 丸沼温泉(1号泉・2号泉の混合泉)]が、源泉かけ流しにされています。泉温47.0℃を加水・加温せず、42℃強位で供給。PH7.2ながら、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒もなし。大きなニジマスの湯口から注がれ、口に含むと微かに芒硝臭がしてまろやかな味がします。
水槽で泳ぐニジマスや窓から樹林の景色を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
夕食は食事処で。お品書き付で、旬の会席料理に舌鼓。先付は法蓮草の白和え。前菜にミニトマト甘酢漬け・薩摩芋の林檎煮・胡桃と小女子。造りは、頂鱒酢〆と刺身蒟蒻。焼物の子持ち山女魚の塩焼は焼き立てで。飲み比べ3点セット(尾瀬の雫・誉国光・利根錦)がすすみます。煮物は海老芋湯葉包と冬瓜に熱々のズワイ蟹餡かけ。蒸し物に茶碗蒸し。鍋物は、赤城鶏の陶板焼き。揚物は、舞茸・ズッキーニ・大和芋の天婦羅は抹茶塩で。ご飯・けんちん汁・香の物、デザートの宿オリジナルカップの花豆アイスとほうじ茶でお腹一杯になりました。
就寝前に、土産物売場を曲がった所にある大浴場「ヒメマス風呂」の隣にある2つの貸切風呂へ。一晩中空いていれば、予約なしで利用可能です。先ずは奥のあつめの湯「しゃくなげ」へ。
棚に籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に1人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは同じものです。
左側に2人サイズのタイル張り石枠内湯があり、こちらも源泉かけ流しでサラサラとオーバーフロー。浸かると、ザブーンと洗い場が洪水状態です。湯温は、42℃強位。投入量も多く、すぐ溢れてきました。
続いて、手前のぬるめの湯「みずばしょう」へ。脱衣場や浴室は、もう一方と全く同じ仕様。実際はそれ程ぬるめではなく、42℃弱位かな。こちらも湯量豊富で、源泉かけ流しの良泉を満喫できました。
翌朝の朝食は、同じ食事処の同じ席で。虹鱒の甘露煮主菜の和定食。サラダ・ひじきと豆の佃煮・トロロ・だし巻き玉子・焼き海苔に味噌汁とご飯・香の物で満足しました。
チェックアウト前に、男女入れ替わりとなった大浴場「ヒメマス風呂」へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に7人サイズのシャワー付カランがある洗い場。アメニティは同じものです。
右側に11人サイズのタイル張り石枠内湯があり、こちらも無色透明の単純温泉が源泉かけ流し。湯温は41℃位。姫鱒のレリーフや、窓から森の景色を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
美しい自然に囲まれ、良泉と美味しい食事も楽しめる湯宿。次回は、是非家族や友人と訪れてみたいですね。
主な成分: ナトリウムイオン136mg、マグネシウムイオン0.39mg、カルシウムイオン94.3mg、鉄(II)イオン0.10mg、マンガンイオン2.60mg、ストロンチウムイオン0.05mg、フッ素イオン1.2mg、塩素イオン93.6mg、硫酸イオン282mg、炭酸水素イオン149mg、メタケイ酸117mg、メタホウ酸7.1mg、遊離二酸化炭素15.4mg、成分総計0.91g
※なお、平成18年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。9人が参考にしています
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都合で、紅葉シーズンで渋滞が始まった日光を車で通って宿に向かわざるを得なくなり夕食の時間にも間に合いませんでしたが、食事をお弁当にしていただいてありがたかったです。
宿着が暗くなってからだったのでわかりませんでしたが、朝風景を見た時には、ああもっとゆっくり散策などしたかったと思える幻想的な自然が広がっていました。
お風呂は、自己主張がないお湯ですが悪くないです。露天風呂はなくてもきれいでゆったりしていて、こちらももっとゆっくり何度も入りたかった。
時間のある時に、ゆっくりすごしたい宿です。1人が参考にしています
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木々に囲まれ、湖を前にしたロケーションが最高です。いわゆる名旅館ではありませんが、設備はきれいで充実しています。料理も、旅館料理ですが、工夫されていて、暖かいものは後出しにしてくれる心遣いがうれしい。サービスはほったらかし気味ですが、それも悪くないです。日光からも、沼田からも、最奧になるせいでしょうか、コストパフォーマンスの非常にいい宿だと思います。
肝心のお湯は、単純泉のため温泉自体の魅力はないものの、時間で男女の変わるニジマス風呂の開放的な雰囲気はなかなか。ぬるめのお湯で、のんびりできます。
修学旅行、林間学校の利用が多いそうなので、予約の際の確認は必須のようです。2人が参考にしています
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10年近く前にふと立ち寄って以来の、毎年利用しています。あちこち行っていましたが、ようやく落ち着けるところを見つけた感じです。よい点は設備がすっきりしていること。部屋食も悪くはないのですが、レストランで落ち着いて食事ができるほうが気楽。スタッフが良く訓練されていると同時に地域を良く知っている。
なにより、丸沼という野暮ったい名前とは正反対の素敵な湖と温泉でしょう。湖は、周囲の土地を東電とホテルで所有しているため手付かずの自然と観光地みたいなゴテゴテしたところがまるでない。温泉は露天風呂ではないがオープンな感じ。4人が参考にしています
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真夏でも気温が25度以上いかないという避暑地にある温泉です。ガラス張りの大浴場からは湖は見えないのですが、森に囲まれていて、ニジマスが泳ぐ水槽があるので、ゆったり湯に浸かれます。難点はバスがここまで来ないこと。昔は沼田駅~丸沼高原~丸沼~日光湯元、という路線があったのですが、今は丸沼高原止まり。日光湯元や丸沼高原からは車でしか来られません...。釣り人や修学旅行に人気の宿なので、静かに泊まりたいという人は、事前に団体が来ているかどうか問い合わせしてくださいね。
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