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投稿日:2013年9月8日
加温なし冷泉がおすすめ (池田ラヂウム鉱泉放泉閣)
SnowDestinyさん [入浴日: 2013年9月1日 / 2時間以内]
22.0点
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33.0点
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かねてから憧れだったラジウム温泉(鉱泉)。
ついに生まれて初めて入浴する機会を得た。
池田ラジウム鉱泉は世界でも最高レベルのラドン濃度らしい。
山間の古い一軒宿を想像していたが、近年建て替えられたようで比較的建物は新しい。
門から建物の間の地面に源泉が染み出ており、ところどころ緑色になっている。ラジウム効果で地面が緑色に??と非科学的な妄想をするほど、ラジウム泉への期待が高まる。雨の日だったこともあり、緑色の物質はただのコケでした。
家族風呂がひとつのみで、その中には加温された内湯と冷泉の露天風呂の2種類の浴槽がある。
内湯に入浴。冷泉である源泉コックと、加温スイッチがあり、利用者が自分で加温・掛け流しするシステムだ。
ラジウム効果なのか分からないが、湯に浸かるとわずかに肌がピリピリとする。湯は緑色。
味見してみるとしょっぱい甘い苦い、何とも奇妙な味がする。飲泉可能の表示はないが、あまり飲みたくない味である。
これがラジウム効果なのか??
かなり特徴的な湯であるのにもかかわらず、後述する髪の毛問題を差し引いても、「いい温泉に入っているなあ」という感じがあまりしない。しばらく源泉コックを出しっぱなしにしていても、お湯の鮮度は感じられない。
しかし外湯の冷泉に入ると、こちらはなかなかよい。体に何かしらよいことをしてくれている感じがある。
富士吉田の不動湯は加温湯よりも冷泉の方が療養に効果があるらしいが、こちらの鉱泉も低温の方がよいのかもしれない。
寒くてずっと外湯には入っていられないので、内湯で温まっては外湯のチャレンジを繰り返す。
外湯の源泉コックは利用者には操作できず、冷泉が汲み置きのままになっている。水面に白いものが浮いていて躊躇したが、これは鉱泉の成分であるカルシウムが析出したものらしい。
大変残念だったのが、常には掛け流されていないためなのか、内湯の浴槽内に髪の毛が多かったこと。髪を取り除いても次々と髪が浮き出てくる、髪が湧き出る鉱泉疑惑さえ生じるほどだった。利用者のマナーとともに、施設の方にはメンテナンスを期待したい。30人が参考にしています
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