口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2024年6月20日)
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旧依田家の屋敷に併設される復活した湯処
大沢温泉を流れる那賀川沿いにひっそりと佇む、一度閉館してしまった「大沢温泉ホテル」を、令和2年(2020年)にリニューアルオープンした町営の日帰り温泉施設。大沢温泉ホテルには、2007年6月23日に一泊二食付で一度宿泊したことがあり、かなり久しぶりの訪問です。平日の午前中、利用してみました。
入浴料700円(町民は400円)は、受付棟の玄関を入って右側の受付で。廊下を少しだけ奥へと進むと、右側に男女別の大浴場。毎週日曜日に男女入替わりで、この時の男湯は手前の「橘の湯」(ちなみに、奥の女湯は「庄屋の湯」)です。
100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に5人分のシャワー付カラン(カランも温泉)がある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
中央に4人サイズの石造り木枠内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 大沢温泉 大沢5号)が、かけ流しにされています。泉温41.2℃を加水なし・加温あり(10月〜3月の冬季のみ)で、42℃位で供給。PH8.1で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒なし(脱衣場に掲示された茶色い額の分析書)。なぜか、受付横に掲示された銀色の額の分析書では消毒のみあり(2つの分析書とも源泉・分析日は全く同じ)ですが、塩素臭は気になりません。依田家の家紋が彫られた湯口から注がれ、湯を口に含むとうっすらと芒硝臭がしてまろやかな味がします。
続いて、外の露天風呂へ。傘型の屋根付き8人サイズの岩風呂があり、湯温は40℃位。湯温からして、源泉かけ流しでしょうか。加温なしの時は、消毒もなしなのかな? 柵越しに山の景色を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。ちなみに浴室内は撮影禁止ですが、一番風呂で誰もいなかったので許可を得て撮影させて頂きました。
湯上がりに、受付棟の左側にある休憩場所(絹屋)へ。こちらは、ホテル時代の客室をリニューアルしています。囲炉裏テーブルや畳敷きスペースは、まさに旅館の風情です。
また、奥にある静岡県指定有形文化財の「旧依田邸」へ。午前10時〜午後4時までですが、無料で見学できます。旧依田邸は、江戸時代中期元禄期、今から300年前に建てられた母屋と、200年前に建てられた離れ、幕末に建てられた蔵3棟の併せて5棟が、平成22年(2010年)に静岡県の文化財に指定されたとのこと。
以前、ホテルだった時にも見た中庭の景色を懐かしみながら、また滑らかな肌触りから「化粧の湯」と呼ばれた温泉に浸かることができて、復活してくれて本当に良かったと思いました。
主な成分: ナトリウムイオン101.8mg、アンモニウムイオン0.1mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン127.9mg、ストロンチウムイオン0.6mg、フッ化物イオン0.4mg、塩化物イオン15.9mg、硫酸イオン480.3mg、炭酸水素イオン20.2mg、炭酸イオン3.3mg、メタケイ酸33.6mg、メタホウ酸0.6mg、総成分0.787g15人が参考にしています
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天井が高く、お湯が良かったです。また行きたいです。
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