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8月15日、5度目の入湯。少し時間が早かったのだが、大女将に頼み込んで入れてもらった。年配のご夫婦が2組温泉を楽しんでおられた。どちらもまるで違った土地の人らしかったが、楽しい会話が続いているのを見て、温泉が取り持つ会話だとおもった。それほどに、ここの湯は心を広がせる効能もあるらしい。木の浴槽は3つに区切られている。今回は、その3つが見事に温度差があった。前回の時までそう差はないように思っていたが、湯守の人がうまく調節した後だったのかもしれない。
広い窓から緑が目に痛いほど飛び込み、ゆったりとした湯浴みを楽しむには最高の湯。皆さん最低でも1時間は湯に浸かっているとの話。それぐらいのぬる湯が一番大きな湯船に張られている。温度が一番高いのは源泉が注がれる湯船。ここには湯の花が一杯に舞っている。それを見るだけで、来た甲斐がある。そう思えた。35人が参考にしています