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古風な建物に一歩はいると目に付く秘湯を守る会の提灯。思えばこの提灯も久々と思いつつ、受付で茶髪のお兄さんにご挨拶。
俗に言う秘湯とはいい難い環境ですが、ここから浴室までの道程がむしろ秘湯感たっぷり。
増改築を重ねたであろう、高低差あり、突き当たり連続の廊下は今にも床が抜け落ちそう。暖房も効いているはずもなく、自然とお湯に対する期待感は最高潮に。
浴室は2メートル四方の内湯と意外にも打たせ湯が。お湯は緑色に濁ったナトリウム・マグネシウム炭酸水素塩泉。浴室もかなりくたびれ気味ですが、勿論源泉掛け流し。湯船の大きさの割には注入量が多く、オーバーフロー度も床に波立つほどの贅沢さ。湯温も適度で運良く貸切状態。秘湯の名に決して劣らぬ空間でした。4人が参考にしています