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入浴日は初体験の年、という事で。
確かに休日は混みますが、なんせ湯温が高いので回転は速い。
源泉は目の前の湯畑…ではなく、お寺の階段の右手にある屋根の下なんですね。
湯気を逃がす為の高い天井や、女湯の原始的?な湯トイの仕組みなど、特長の多い木製の施設です。
ここには水道もありません。
脱衣場と湯桶だけです。
まず挨拶をして入ったら、
大きな湯おけに源泉を受け、隅において冷ましておき、上がり湯に使います。
(たいてい先客さんがやっています)
広い方の湯壷はトイから離れるほど入りやすい温度になります。
他の湯が熱すぎる方も、ここなら浸かれるかもしれませんね。
(それでも子供さんには厳しいかと。床は滑るし声が響くと顰蹙です)
昔はお姉さまタイプの湯守のおばあちゃんがいらして
入浴方を教えてくれましたが、お見かけしなくなりました。
お元気かしら・・
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時間湯とは草津伝統の入浴法。
詳しくは検索して貰うとして、
頭からかけ湯を何十回してから、
47℃の深い湯つぼにきっちり3分間、耳のラインまで浸かるというもの(を一日3回)。
首から下は真っ赤っ赤。
汗がどうしようもなく出て、フーラフラのヘットヘトになりますが、
私は病みつきになりました^^
もちろん自己責任で。荒療治です。
10日間も続けると、微妙な部位にタダレという副作用?が出て、最悪歩けなくなります。
(草津も肌にいいんでしょうけれど、アルカリ性の湯がうたう「美肌の湯」とは視点を変える必要があるかと・・)
あがってすぐ横になって休める場所が確保できない場合はやめてください。
飲料水も500mℓは用意してください。
時間湯が出来るのは一部の旅館の他、
大滝の湯(有料)・地蔵と千代の時間湯専用施設(要申し込み)・そしてここ白旗の湯(の小さい湯壷・女湯の場合)
凪の湯は水でうめないと入れないので除外。
湯温計と砂時計等はもちろん個人でご用意ください。
湯温の調節などは樋に流れる湯の量を調節して行います。
もちろん、
混み具合や雰囲気・状況によってはやめておきましょう。
もともと、熱い湯用の小さな湯壷ですが
一度熱くなった湯温を、適温に下げるためには、湯を止める外、人が浸かるか時間にまかせるしかないのです。
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共同湯共通の注意事項
・挨拶 かけ湯 長い髪はしばる 体をふいて上がる、脱衣場をビショビショにしない
・貴重品は脱衣場におかない方が無難です。服毎、なんて話もあります。
・顔・唇など皮膚の薄いところがバリバリになる方も(…私や)。
顔だけは真水で洗い流します。
・温泉力がハンパないので、飲酒入浴は文字通り洒落になりません
高温の深い湯船で脳貧血→動けない→誰もいない なんて事・・
・根性のある人は長湯できるかも知れませんが、数時間から数日グロッキー保障。
「湯の欲はかくな」と草津では申します。
・小さなお子さんには厳しい湯温です。
(長栄の湯はOKかな?。記事をご参考に)
宿の方等に訪ねて、雰囲気や混み具合などで判断してください。
自分の子がアトピーだったら、タライ持参で入ったかな・・。
でも肌の状態によって強酸性はキツイし、湯温が低いと効かないといいます。
・水を湯壷に混ぜることは、草津最大のタブー(凪と町営除く)。
水でうめたら温泉じゃない←泉質主義をうたう地元の方の意識です12人が参考にしています