湊山温泉の口コミ情報お薦めできる、街中の温泉で勝負系

場所は、神戸駅の辺りから北へ上がり、山幹より、まだ、山寄りの「異人館通り」途中から「山麓線」に名前が変わります、その道沿い、有馬街道との交差点「平野」を少し西へ、小さな案内板が上がっている、次の信号を北へ、狭い生活道路に突っ込んで行けばあります「平野展望公園」の真下の様です。ガレージは、店の前とすこし手前に用意されていますが、全部で、10台分も無いかな、一杯の時は、狭い道なりなので、往生すると思います。

私見ですが、こちらの温泉銭湯は、どこそこから、お客さんが来ることを想定していない、普通の銭湯さんの様な所ですので、時間帯に寄れば、近所の「温泉守」気取りの常連さんが多数居られることだろうと感じられ「おらが村の命の温泉じゃ」でもないでしょうけど、たまたま我がままな、おやっさんに、引っ掛かってしまう事も考えられますが、基本的にこの界隈の銭湯のお客さん達は、概ね「おやっさん」から「チビさん」に至るまで、銭湯での立ち振る舞いが、スマートで「おばちゃん連中」は、私は、ギリギリ「兄ちゃん」なので解りませんが、そこで得られる、気持ち良さや自分達で出来る維持の心掛けは、皆で共有、実践する物であると言う事を教えられます。昨今の凡百スー銭などには無い、概念と思われます。たまに、ポコっと来る、よそ者は「郷に入れば何とか」の意識が、多少必要かと考えます。

さて、風呂場の方ですが、割と広々しており、窓が大きいので、中は明るく、無理矢理、裏庭を潰して作った様な露天や、物置きの様な狭くて臭いサウナなど余計な物が一切ありません、しかしながら、永い歴史を感じるも、手入れをしっかりしてくれており、スッキリさっぱりしていて、私好みの良く出来た風呂場です、全部の浴槽が温泉ですが、掛け流しは、一番手前の源泉浴槽と、飲泉の設備の所だけで、他は、加温の為、循環をさせていると思われますが、手前の泡泡浴槽から、その隣りの深い主浴槽、奥の丸い浴槽に進むにつれ、湯が熱くなります、温泉の方は、「灘温泉」とは多少違うような、新開地の「朝日温泉」に近いと感じました、沸かした方は、そうでも無いですが、源泉はしっかり、鉄の匂いがします、浴感は、さらさらタイプです。行った時は、日曜日の昼1時過ぎでしたが、割と空いており、交互浴を楽しみ放題でした。昨日は、私的には、珍しく、用事があったので、1時間半くらいしか、入れなかったのですが、何も無ければ、あと1時間は、軽く粘ったと思います。気を付けたい点として、主浴槽のところにある、洗い場は、「六甲道の灘温泉」程ではありませんが、浴槽が近いのでシャワーを使う時は、風呂に浸かっている人に、掛からない様、ご注意願います、私は、シャワーを使わず、全部カランで、済ませました。あと、飲泉をする所に、プカプカと、青いバケツが浮いていたのですが、あれは何に使うのでしょうか、一番熱い浴槽を少し冷ます時に使うのでしょうか？それとも、もしや源泉を頭から、バシャ～ッとやるのでしょうか？

神戸で、また、良く出来たエグイ温泉銭湯を見つけてしまったと感じました、ホントこの界隈は、隠れた温泉郷だと思います。
「これは来週また、来ないとあかんな」と心でつぶやきながら、上がりました、いつかまた近いうちに「青紫色の「越前温泉」と書かれたタオル袋を持った「兄ちゃん」がプラプラと来ていたら、それはもしかしたら、私かもしれないですネ。本当に行くかは、気分次第ですけど。

料金の情報です、5/17から、一般入場が　現行500円→　改定550円　に燃料費高騰等の為、値上げしますとの事です。値打ちはあるので、100円位上げたっても、構わんと思ったけど、50円アップします。