野田の湯 湯食館（閉館しました）の口コミ情報ラムネの湯で夢心地に

　今回、久しぶりにこの施設を利用してみました。以前に利用したときも、それほど悪い印象はなかったのですが、やはり、しばらく来ていないと忘れてしまいますね。

　この施設は駐車場を含めた敷地が広いことにまず驚きます。館内の入口には玉川温泉の効能をうたった看板やのぼり旗が目に付きます。玉川温泉といえば秋田県にある超人気の温泉ですよね。ここには、そこから採取した湯の花などで、人工的に作った鉱石による風呂があるとのこと、これは魅力です。

　ここの浴場は、全体的にはこじんまりとしており、また施設の老朽化も目に付きます。内湯は、ラムネの湯、白湯バイブラ、寝湯、電気風呂、ジェット風呂そして遠赤外線サウナと水風呂があります。

　浴室に入り真っ先に目に飛び込んでくるのは、ラムネの湯です。多分、ここの一番の目玉なのでしょう。泉温は３８度、５～６分浸かっていると、体中に泡が付着し、とても心地よくなりウトウトと睡魔が・・・。そのまま、多分１５分は夢心地になっていたと思います。しかも、この風呂には前述の玉川温泉の効能が。

　一方、白湯バイブラ風呂は壊れていたのかジャクジーの気泡は出ていませんでした。寝湯も一応ジェット式にはなっていましたが、泡の出具合が弱く何か物足りない感じがしました。

　遠赤外線サウナは、腰掛が２段でそれほど広くはありませんが、ゆったりとくつろげました。水風呂も大人が６人は入れる大きさです。なお、サウナはこの他にも、塩ミストサウナがあり、ここも比較的ゆったりとした造りになっており、また露天側に大きな窓ガラスが設置しているので、比較的明るい室内となっています。

　露天風呂は、岩風呂、美肌の湯の他、寝転んで休憩することができまる木製デッキのスペースがあり、籐製の枕も置いています。今回、私が利用したとき「美肌の湯」は残念ながら故障中で利用できませんでした。

　岩風呂はαトリノ水の表示はありますが、白湯でつまらないなあと思っていたら、途中で従業員の方が入浴剤を入れ、突然ワイン色のお湯にフルーティーな香りが。これで、「美肌の湯」が利用できなくても、まあ良しとしましょう。

　一般的に休憩用のイスが少ない施設が多い中、ここは屋外に11脚、内湯は７脚設置してありますので、バッチリくつろげます。しかも、内湯の上部屋根や壁面に天然木が使用され、館内全域に木の香りが漂い森林浴気分で入浴できます。また、湯加減も全般的にややぬるめなので、私にとってはとてもゆっくり浸かることができました。

　施設の故障や老朽化はともかく、日曜日にもかかわらず５５０円で心身ともに癒されたのですから、満足ということで。