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長野の同名の有名温泉ではなく加賀温泉郷にある温泉銭湯です。
有名な山代温泉と山中温泉の中間にありやや地味な存在ですが、
湯量豊富でここと同じ源泉が山代温泉の一部旅館に配湯されております。
*山代温泉の旅館は湯の曲輪の1号源泉(含食塩石膏芒硝泉、浴殿や足湯を含む)・
桂谷の7号源泉(アルカリ単純泉)・別所新加賀源泉(石膏芒硝泉)の3ヶ所から配湯されてます。
山中の総湯が以前は(今も若干)男性優遇の施設だったせいかもしれませんが、
こちらは女性優遇で男湯は1ヶ所に対して女湯は2ヶ所あります。
客は付近住民の他に熱すぎる山代浴殿を避けてか山代温泉街から、
また露天があるということで山中温泉街からも訪れるとのことです。
男湯は十分な広さの内湯1と狭めの露天1ですが旅館に湯を取られてるからか半循環、
だが湯口から源泉が豊富に流されており飲泉も可能です。
飲泉および湯感はどちらかというと山中の湯に近い感じでわずかに硫黄臭がありました。
毎日必ず湯を総入れ替えしているとのことで浴場の清潔感は充分でした。
掛け湯が源泉そのまま使われているなど370円で満足度充分な施設ですが、
脱衣所などに「マナー向上運動」と称した張り紙がやたら多いのにはやや閉口、
見た感じではそれほどマナー等が保たれてないようには感じなかったのですが。
あとフロントでは源泉を利用した温泉たまごを売っておりました。
(2005.8.27入湯)4人が参考にしています