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ツルツルヌルヌルの極上泉である。
重曹泉(Na 336.1-HCO3 642.8・CO3 64.2)としては犬鳴山や奥水間には数値は及ばないが、アルカリ度がpH9.13と高いため重曹泉のヌルヌルにアルカリ泉のツルツルが加わると肌ざわりが大変気持ちいいツルヌルの浴感となり、大阪府下では最高と思われるツルヌルの湯であった。
京都市の仁左衛門の湯がここと似た泉質であるが祥風苑のほうがかなりツルヌル度は高い。重曹泉では日本一の奥熊野温泉女神の湯やアルカリ泉では関西一のリバージュ・スパ・日置川と比べてもここ祥風苑のツルヌルは優れていると感じた。
残念なことにこれほどの極上泉であるが塩素臭はかなりきつい。アルカリ度が高いと塩素の効きが悪くなるので多く投入しなければならないのはわからないでもないが、それにしてもきつすぎる。
壷湯だけでも循環なしの源泉浴槽にしてもらいたいと思った。0人が参考にしています