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投稿日:2016年6月2日
小岩の「超鄙び」系銭湯 (照の湯(閉館しました))
baka123456さん [入浴日: 2016年6月1日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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小岩駅から5分ほど。
江戸川区浴場組合HPの写真を見て良さそうだったので調べてみたら、かつて横綱羽黒山が建てた銭湯ということでもあり、興味が湧き訪ねました。
(私はまだ若造で、大鵬世代なので羽黒山のことは余り知りませんが)
ちなみに小岩駅構内には、栃錦の像があります。
入口はモルタルの平入りですが、ちょっとゴチャッとした感じが良い。
入口両側に昔は金魚の泳ぐ水槽だったのかな、と思えるガラスのはめ込みがあったりします。
中は番台式で、粋な感じで対応の丁寧な女将が座っています。
格子天井、池のある庭も備えた伝統的なもの。
男女仕切りには「資生堂化粧品」の広告灯があり、とにかく昭和30年代チックです。
カランはシャワーの壊れている所も含め36個もあり、島カランを2列も備えます。
シャンプーセットが3組ほど置いてあります。
壁絵は青く塗りつぶされ、浴槽の上の普通はタイル絵のある所(昔、水槽があったらしい)も、なぜか塞がれています。
男女壁には、西洋の湖らしいタイル絵があります。
浴槽は半円系の主浴槽が2つに仕切られ、あと小さな浴槽がくっ付いています。
ビーナス像があったり、ライオンの口から湯が出たり、ちょっとローマ風。
温度は42、3度といったところ。
湯は井水らしく柔らかい感じで良い湯です。
驚いたのは、浴槽の壁面に「湯の成分」がこびりついて、鍾乳石の表面みたいになっていることで、まるで古い温泉施設です。
とにかく「昔はかなり豪華な雰囲気だったんだろう」と思わせる造りです。
最近の経験では「鄙び度」という点で、千葉県の「柏・旭湯」「鎌ヶ谷浴場」と並ぶものですが、もともとの豪華さがずっと上と思われるだけに「栄枯盛衰」を余計感じます。
ボロいもの好きとか、作られたレトロではなく本当に古いものが好きといった方には、かなりオススメの銭湯です。10人が参考にしています
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