口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2016年5月6日)
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小岩駅から5分ほど。
レトロな門構え、裏手には薪が積んであり、煙突も立派な堂々たる銭湯です。
一般より少し早い2:15開店というのも便利で訪ねました。
開店前にコインランドリーでおじさんと話していると「高砂に住んでいるが、近所の銭湯が皆潰れてしまったので、ここまで30分かけて来た」とのこと。
そう言われると期待も高まります。
開店と同時に10人以上が入場、その中で明らかに私が「最年少」という老人率の高さ。
入口正面の傘立ての裏にタイル絵を発見。
そこで傘立てをどかしてみたところ、宝船を描いた見事な九谷焼でした。
普段隠れているのは残念としか言いようがないのですが、この傘立てには傘ではなく老人用の「杖」がたくさん差してあり、ここでは「必需品」ということで納得しました。
内部は番台式、格子天井、天井扇風機、古い体重計、マッサージチェアというレトロアイテムを備えます。
脱衣所にソープ、シャンプーが2セット置かれています。
この備えが有るか無いかは、「江戸川区と葛飾区との差」のようにも感じます。
カラン26を誇り、桶はもちろんケロリン。
壁には2015年の真新しい「センター富士」のペンキ絵があります。
男湯側にサインはありませんが、おそらく有名な絵師のものと思われる力強い絵です。
浴槽の上に熱帯魚、男女壁に海の「タイルモザイク画」もあります。
浴槽は深湯と浅湯の2槽、44度くらいとやや熱め、いずれも「じっこう薬湯」でした。
伝統的銭湯の王道をゆくものでありながら、ペンキ絵を最近塗り直すなど「まだまだ続けるぞ」という気概の感じられる元気な銭湯でした。
ちなみに「江戸川区浴場組合」のHPは写真が豊富で充実しており、私のようにGWに温泉に行く時間もお金も無いという向きには、ずっと見ていて飽きない、ありがたいサイトです。5人が参考にしています
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