水上温泉郷　まごころの宿　旅館　永楽荘の探訪記詳細「湧出地から浴槽まで、わずか数m！自家源泉100%かけ流しの宿。」

群馬県みなかみ町の湯檜曽温泉。温泉街の中ほどに、永楽荘はあります。

湯檜曽温泉を回る中で、どうしてもここへ入ってみたかった理由はズバリ！
自家源泉かけ流しの口コミを聞いたからです。

これは入らないわけにはいかないでしょってことで、日帰り温泉で訪ねました。
毎日換水・清掃しているとのことで、数回入る機会を逃し、やっとご縁が回ってきました。

しかも、入浴料500円と銭湯並み。安すぎてバチ当たりませんかこれ。

少年野球団などの合宿に使われることも。

建物も新しめ。部屋数こそ少ないものの、そのぶん行き届いたもてなしが期待できる。

夏場は少年野球団の子たちが、合宿で訪れていることもありました。

さすがに、温泉に浸かりながら合宿すらやったことのない私は、大嫉妬です(笑)。
必ずや日本一になって、サインの１つでも送ってあげて欲しいところですよ。

今回は冬に訪れたため、湯檜曽川の綺麗な眺めは堪能できなかったものの、新緑や紅葉の季節には客室や浴室からの眺めを堪能できます。

小さい浴槽にかけ流される温泉。

5人入れば満員くらいの浴槽に、源泉100%のかけ流し。

浴室は数人用といった感じで、こじんまりとしています。

窓際の湯口からは熱い源泉が流れていて、成分の結晶や温泉藻で覆われていました。
話によると、湧出地から湯口までわずか数mの源泉温度46.0℃ということで、浴槽に注がれると丁度いい42℃近辺の温度になる、理想の供給状態でした。

これはかけ流しだし飲めるぞと思ったものの、コップは置いてなかったので、手で湯を受けて飲んでみました。
香りはほとんど無いものの、飲みやすくていい温泉です。
ボトルなどに入れて持ち帰る人も居るそうです。メタけい酸が含まれるので、胃腸に効きそうですね。

pH8.45のほぼアルカリ性温泉で、少しスベスベ感を感じました。入っていて、とても気持ちがいいです。

最後に温泉を分析表から見る

ほぼアルカリ性、メタけい酸もある美肌効果ある温泉だった。

温泉分析表を見てみると、ほぼ美肌の湯と言っていいと思います。

pH8.5からが、４大美人泉質の１つアルカリ性単純温泉です。
わずか0.04足りないだけなので、ほぼアルカリ性単純温泉と言ってもいいですね。
メタけい酸も80.8mg/kg含まれているし、保湿成分としても効果は出てきます。
美人泉質のアルカリ性単純温泉＋メタけい酸の、女性にも嬉しいお湯でした。