長野県の含鉄酸性泉、貸切風呂がお勧めです!
[長野県] 毒沢鉱泉 宮乃湯旅館
今回の温泉探訪記ガイドはこの人
神奈川県在住の温泉ソムリエブロガー。
ゴルフ・スノボ・ダイビング・レーシングカートの趣味を経て、現在は温泉に夢中な自由人。楽してきれいになるズボラ温泉美容道を探求中!
温泉ソムリエ32期の同窓会湯巡り旅行にて、1泊2日で長野県・山梨県の10湯に入りました。
(石遊の湯・小斉の湯・大和温泉・衣温泉・毒沢鉱泉 宮乃湯・ホテル山王閣・旦過の湯・韮崎旭温泉・山口温泉・草津温泉)
宿泊する下諏訪温泉に移動し、「毒沢鉱泉 宮乃湯」(750円)へ。
信玄の隠し源泉伝説があるそうで、ご亭主の苗字も「武田」だそうです。
女湯はお湯を沸かしていないそうなので、私を含めた女性2人で貸切風呂を使わせていただきました。
趣きのある木の浴槽は、2人も入れば満杯。
その奥には、多少の加温された1人用の源泉風呂もあります。
含鉄泉なのでパンチがありますが、温泉成分が濃く湯量が極端に少ないために加水されているので、入りやすいお湯です。
pH2.53の酸性泉ですが、小斉の湯ほどピリピリはしませんでした。
飲泉すると、源泉はフルーティーでグレープフルーツのような味でおいしい!
ご亭主にその感想を伝えると、売店で売っている温泉水を買うように勧められたのには閉口しましたが…。
入浴客がいなかったので女湯を見せてもらったところ、浴槽の色が白いので鉄の色が鮮やかです。
特別に男湯も。
主浴槽はかなり熱めの温度設定で循環利用、他に源泉を貯める小さな湯壺がありますが、入浴は温度・サイズから無理だそう。
屋外には、足湯の設備もありましたが使われていないようでした。
■ 源泉 : 毒沢鉱泉
■ 泉質 : 含鉄(Ⅱ) -アルミニウム-硫黄塩泉(低張性・酸性・冷鉱泉)
■ 泉温 : 4.2℃(気温1℃)
■ 湧出量 : 毎分7.5L(自噴)
■ pH : 2.53
■ 形態 : 加水○、加温○、循環○、消毒○