離島の絶景露天風呂!
[東京都] 大島温泉 元町 浜の湯
今回の温泉探訪記ガイドはこの人
東京生まれ。温泉ソムリエ(マスター)。
交通事故の後遺症のリハビリで湯治を体験し、温泉に目覚める(知床にて、車でヒグマに衝突し頚椎骨折)。現在、総入湯数は1,500以上。
こんにちは。先月は東京都内の離島、伊豆大島に行って来ました。もちろん、目的は温泉です(笑)。そして、まずは「元町浜の湯」へ。大島の温泉といえば、ココは必須ポイントです。
元町港から徒歩圏内…
「元町浜の湯」は、フェリーが入港する元町港のすぐそば。歩いても5分ほどの近距離にあります。この元町地域は大島一の繁華街ですが、人も車もまばらで、「ザ・離島」といった雰囲気が漂っています。
建物はどことなく南国風で、島のおだやかな雰囲気と重なり、都会とは時間の流れが違うように感じました。
シャワー室付の更衣室
更衣室(脱衣所)は一度に15人ほどが入れる大きさで、天井も高く明るい開放的なつくりです。年季の入った木目も、いい味出してます!ここでは混浴で水着着用のため、水着に着替えます。(水着はレンタルもあるので、手ぶらでも安心です)
夏になると海水浴やサーフィンなど、海で遊んだお客さんも多いため、シャワー室も完備されています。温泉の脱衣所というよりは、海やプールの更衣室に近いですね。
相模湾を一望の絶景露天風呂
更衣室で水着に着替え…
扉を開けた瞬間から、この絶景が広がっています。相模湾を一望しながらの湯浴みを楽しめ、奥にはうっすらと伊豆半島も見ることができます。また、運がよければ、世界遺産「富士山」も見えちゃうんだそうです!ちなみに、日中の青空も気持ち良いですが、一番のおススメは夕暮れ時なんだそうですよ。ここも東京都内かと思うと、不思議な気持ちになります(笑)。
実は「お湯」も一級品!
景色に目を奪われてしまいますが、実は「お湯」も素晴らしく、湯温46度の源泉が、そのままかけ流されています!湯量も豊富で、湯口からはドバドバと源泉が注がれ、湯船は無色透明の新鮮なお湯で満たされています。泉質は、ナトリウム-塩化物泉。すべキシ感のある肌触りで、舐めると程良くしょっぱい、ホンモノの温泉です。
また、水着で入るというと、ぬるいプールのようなイメージですが、ここは湯温が高く、しっかり温泉気分を味わえます。
ちなみにここには内湯と洗い場がなく、シャンプーや体を洗うことはできませんが、すぐ隣には「愛らんどセンター 御神火温泉」という設備の整った施設もあるので、いろいろと安心ですね。