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梅ヶ島温泉ホテル梅薫楼(ばいくんろう)の探訪記詳細「源泉ぬる湯で夢心地!」

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評価
4.0点 / 1件

みんなでつくる温泉探訪記

[15/02/14 16:18] コメント数:2 小松 歩

源泉ぬる湯で夢心地!

[静岡県] 梅ヶ島温泉ホテル梅薫楼(ばいくんろう)

記事画像

今回の温泉探訪記ガイドはこの人

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小松 歩 (こまつ あゆむ) 称号:温泉ソムリエ
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龍

東京生まれ。温泉ソムリエ(マスター)。
交通事故の後遺症のリハビリで湯治を体験し、温泉に目覚める(知床にて、車でヒグマに衝突し頚椎骨折)。現在、総入湯数は1,500以上。

こんにちは。梅ヶ島温泉は、静岡市の中心地から車で約1時間ほどの山奥、通称「オクシズ」にある秘湯的な雰囲気の温泉です。静岡県の温泉といえば、熱海や伊豆が超メジャーなので、印象は少し薄いですが、今でも根強いファンの多いところです。
今回は、そんな梅ヶ島温泉の老舗「梅薫楼」に行ってきました。

梅ヶ島温泉最古の宿

記事画像 温泉街の最奥にあります

宿があるのは、温泉街の最奥。年季の入った白いお城風の建物です。梅薫楼さんは、梅ヶ島温泉で最古の宿。今でこそ数軒の旅館がありますが、昭和30年代以前はほかに何もなく、梅薫楼さん1軒のみだったんだそうです。そのためか、梅ヶ島温泉のバス停留所は、梅薫楼さん建物の軒下にあります(笑)。

男女別大浴場

記事画像 無色透明の硫黄泉!

浴室は、男女別大浴場と、「穴風呂」「石風呂」の貸切が2つ。
大浴場は内湯のみですが、程よい広さでゆっくりくつろげます。石とタイル張りのつくりが、なんとなく懐かしい雰囲気で素敵です。湯船は2つ。10人は入れるL字型の加温浴槽と、奥に1人用の非加熱の樽風呂があります。(もうひとつの大浴場は、もう少しこじんまりとしていますが、湯船の種類は同じ)
泉質は、「単純硫黄泉「」で、pH9.6のアルカリ性。泉温は38.2度のため、大きな湯船は42度ほどに加温してのかけ流し循環併用での利用です(加水なし)。ほのかにつるつるすべすべ感のある無色透明なお湯です。

生源泉樽風呂

記事画像 加水加温循環一切なし!

そして奥の1人用樽風呂は、加水加温循環一切なしのかけ流し!浴槽温度は36度ほどで、いくらでも入っていられそうです。お湯に包み込まれる感覚は、まさに夢心地!ほかに人がいなければ、何時間でも入っていたいと思える贅沢なお風呂でした。
生の源泉で新鮮なためか、加温浴槽よりもつるすべ感が強く、スーッと鼻を抜ける硫黄の香りもしっかり感じられました。口に含むと玉子味のほか、苦味・渋味・甘味があり、無色透明ですが、ミネラルたっぷりの濃厚さも感じました。

名物「穴風呂」

記事画像 不思議な感覚を味わえます!

貸切風呂も空いていれば自由に入れます。僕は名物の「穴風呂」に…
2人入ればいっぱいの狭さがまた落ち着けます。まるで胎内回帰したかのような気分で、不思議な感覚を味わえます。各地の温泉をめぐってきましたが、このようなお風呂はあまり見かけなかったので、なんだかワクワクして楽しかったです!ちなみに、お湯は加温のかけ流し循環併用なので、意外とすぐにのぼせてしまいました(笑)。
もうひとつの貸切「石風呂」もありますので、そちらも是非是非ご体感ください。

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この温泉探訪記へのコメント

  • 小松 歩

    小松 歩 [15/02/24 20:14]

    家元、いつもコメントありがとうございます!

    静岡は特にそうですよね。
    埋もれている名湯は、有名温泉地に比べて混んでいないことが多いので、ゆっくり過ごせるから好きです!

  • 家元

    家元 [15/02/19 18:04]

    こまっちゃんの言う通り、静岡といえばあまりにも有名な温泉地があり、埋もれている名湯がたくさんありますね。

    pH9.6ならスベスベですね。

    穴風呂も何だかマニアックでいいなあ!

    また、こんな情報をお待ちしています。

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