茨城で和洋融合のモール泉露天風呂!
[茨城県] 北浦 宝来温泉 つるるんの湯 北浦湖畔荘
今回の温泉探訪記ガイドはこの人
東京生まれ。温泉ソムリエ(マスター)。
交通事故の後遺症のリハビリで湯治を体験し、温泉に目覚める(知床にて、車でヒグマに衝突し頚椎骨折)。現在、総入湯数は1,500以上。
こんにちは。茨城県は全国的な有名温泉地はないものの、お湯へのこだわりを持った鉱泉宿が点在している、通好みなエリアです。今回はそんな素敵な鉱泉宿、「北浦宝来温泉 つるるんの湯 北浦湖畔荘」をご紹介します。
北浦のほとり
茨城県行方市(旧北浦町)、霞ヶ浦を形成する北浦(湖)の湖畔に「北浦宝来温泉 つるるんの湯 北浦湖畔荘」がひっそりと佇んでいます。夜にお伺いしたため、真っ暗で何も見えませんでしたが、日中は湖の見える風光明媚なスポット!なんだそうですよ。そして、つるるんの湯…どんなお湯なのか期待に胸がわくわくします!
男女別の内湯
大浴場は男女別で、それぞれ内湯と露天風呂があります。
内湯は、タイル張りの床に、家庭のお風呂を大きくしたような浴槽が2つ、真ん中に休憩用のベンチと、とてもシンプルなつくりです。ヒノキの浴槽や、野趣あふれる岩風呂のような温泉地のお風呂、といった風情はありませんが、シンプルだからこそ、お湯に集中できる環境だと思います。
琥珀色のモール泉
泉温18.3度、pH9.0、成分総計0.42グラム、「メタケイ酸の項目で温泉法上の温泉に該当」の泉質名の付かない温泉ですが、お湯はしっかり琥珀色のザ・モール泉。表示にはあらわれないですが、個性のはっきりした温泉です。しかも、加温こそしていますが加水・消毒なしのかけ流しです。ツルスベ感のあるやわらかい肌触りは、まさに美肌の湯!ほのかに硫黄と、モール泉独特の土のような香りも感じられ、湯上りはお肌もスベスベでした。
リゾート風露天風呂
露天風呂も家庭のお風呂のような浴槽です。しかし、南欧風のタイルと、木のぬくもりを感じられる和風な囲いとガーデニングの、和洋融合したリゾート風な雰囲気です。遠くの景色は見えませんが、箱庭の中にいるような安心感で、落ち着いてゆっくりと過ごせます。
ボタンを押すとジェットバスが出る機能や、冷たい源泉の出る蛇口など、いろいろな楽しみ方もできそうです。
家元、いつもコメントありがとうございます。
茨城の五浦温泉もいいところですよねー!
僕も全然知らなかったですが、茨城も温泉多いんですね!