湯西川温泉 金井旅館の探訪記詳細「周りから丸見え！開放的すぎる露天風呂！」

こんにちは。栃木県の最奥部、日光国立公園内にある湯西川温泉。平家落人が隠れ住んだという伝説が残り、渓流沿いに旅館が立ち並ぶ風情ある温泉地です。
湯西川温泉を初めて訪れた今回は、共同浴場の向かいにある「金井旅館」に行ってきました。

渓流沿いの旅館

落ち着いた佇まい

金井旅館は、渓流沿いにあり、湯西川温泉の共同浴場の向かいにある、昭和初期開業の老舗旅館です。共同浴場のすぐ近くということで、なんとなくお湯がが良いのでは！！と思い訪問。日帰りでの利用でしたが、快く受け入れていただきました。
湯治で訪れる方も多いそうで、建物もシンプルで落ち着いた佇まいが素敵です。

まずは男女別の内湯

レトロで清潔感のあるお風呂

内湯はレトロなタイルをふんだんに使った浴槽です。しっかりと掃除が行き届いた印象で、とても清潔感があり気持ちよく入れます。
泉質は、アルカリ性単純温泉。pH8.7の泉温51.6℃で、湧出量毎分300リットルと充分な湯量があり、加水・加温なしの源泉100％完全かけ流しでの利用と、お湯のコンディションは最高です！
浴槽は、やや熱めのお湯で、玉子のようなほのかな硫黄の香りと、ツルスベ感のあるやさしい肌触りがします。単純温泉なのでお湯の主張は少ないですが、新鮮な温泉だからこそ感じられる特徴に、リラックスしつつテンションも上がります！

金井旅館名物

開放的すぎる混浴露天風呂

川のすぐそばにつくられた混浴の露天風呂。囲いも何もない開放的すぎる状態で、川の向こうや橋の上から丸見えです…しかも意外と通行人が多いので、入るのにはとても勇気がいります。
しかし、一度入ってしまえば目の前には絶景が広がり、とてもいい気分です！流れる川との一体感も味わえ最高の爽快感です！そしてこちらも源泉100％かけ流しです。
でも女性が入るには相当厳しそうです…なんとか夜なら入れるかもです。

でも大丈夫！

囲いのある男女別露天風呂もあります

こんな開放的すぎるお風呂入れない…という方のためでしょうか、しっかり高い囲いのある男女別の露天風呂もありますので安心ですね！
囲いがあるので景色は見えないですが、隙間から川の流れが見え、露天風呂特有の開放感も充分にあり、こちらのお風呂も大満足です！

ちなみにですが、橋を渡った川の向かい側に、金井旅館管理の「薬研の湯」という露天風呂もあります。そちらも囲いのない開放的なお風呂で、寸志で入れるそうです。勇気のある方は是非！